ITパスポート合格への近道?暗記カードを使った効率的な学習法とは

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こんにちは。当ブログにお越しいただきありがとうございます。
運営者のcoffeeと申します。私は理系大学院卒業後にメーカーの開発職を経て、現在は知財部門で働いています。2024年にITパスポート試験に合格し、その後も基本情報、応用情報と段階的に資格を取得してきました。
この記事では、ITパスポート試験における「暗記カード(単語カード)」の活用法について、私自身の経験をもとに詳しくご紹介していきます。

実際に私がITパスポートを受けた際の記事はこちらに記載しております。👇

なぜ「暗記カード」がITパスポートに有効なのか?

ITパスポート試験の出題範囲は、「ITの基礎知識」「マネジメント」「ストラテジ(経営)分野」など多岐にわたり、初学者にとっては聞きなれない用語や定義がとにかく多いのが特徴です。

たとえば、以下のような言葉を聞いて、すぐに意味を説明できるでしょうか?

  • ROI(Return on Investment)
  • アローダイアグラム
  • ソーシャルエンジニアリング
  • クラウドコンピューティング

……これらを理解するだけでも結構な負荷ですよね。
ですが、言葉と意味を結びつけることができれば、正答率は一気に上がります。
ここで「暗記カード」の出番です。

暗記カードが記憶定着に強い理由

暗記カードには、以下のようなメリットがあります。

  1. スキマ時間を活用できる
     通勤中、昼休み、寝る前など、短時間でも繰り返し復習できます。
  2. アウトプット学習に最適
     「表を見て裏を思い出す」方式は、脳の中に知識を取り出す訓練となり、試験で即答する力が付きます。
  3. 苦手な用語を繰り返せる
     覚えにくいカードだけ選んで復習できるため、効率的です。

私は特に「ITパスポートスタディング」の講座に付属するデジタル暗記カード機能をよく使っていました。スマホアプリでサクサク進むので、紙のカードを用意する手間もなく、隙間時間で何百語も復習できます。

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※私自身が合格時に使っていた通信講座です。暗記カードや過去問演習も充実しています。

自作暗記カードを作るときのコツ

市販やアプリの暗記カードも便利ですが、自作することで記憶定着率がさらに上がるというメリットもあります。
なぜなら、「自分で要点をまとめる」という行為そのものが学習になっているからです。以下に、私が実際に行っていた作り方のポイントを紹介します。

① 一問一答形式を徹底する

1枚のカードには1つの問いと1つの答えだけを書くようにしましょう。

  • ❌【悪い例】「情報セキュリティの3要素は?」→「機密性、完全性、可用性」
  • ✅【良い例】
    • 「情報セキュリティにおける“機密性”とは?」→「許可された人だけがアクセスできること」
    • 「“完全性”とは?」→「データが正しく改ざんされていないこと」

複数の要素を一度に覚えようとすると、あいまいになりやすくなります。一問一答なら、ピンポイントで確認できます。

② 自分の言葉で書く

参考書や講義動画の言葉をそのまま写すのではなく、自分が理解できる言葉に言い換えて書くことが大切です。
例えば「ERP(Enterprise Resource Planning)」をそのまま暗記するのではなく、「会社全体の業務を一括で管理するシステム」といったように、自分がピンと来る表現に置き換えると覚えやすくなります。

③ 色分けやイラストも活用

カードに**色を使って分類(赤:重要語、青:応用語など)**したり、簡単なイラストや図を描いてもOK。記憶のフックになります。
たとえば、OSI参照モデルのカードでは、7階層を階段状に描いて視覚的に覚えるようにしていました。

暗記カードの効果的な使い方

作ったカードは「繰り返し使う」ことが命です。
ITパスポート試験では、全体の範囲が広く浅く問われるため、1つ1つを完璧にするというよりも、何度も回して広く定着させる方が有効です。

① 毎日10分でもOK!繰り返しがカギ

朝起きてすぐ、昼休み、帰宅後のスキマ時間などに、1回5〜10分でもカードを繰り返すことをルーティン化するのがおすすめです。
特にアプリ形式の暗記カード(スタディングなど)は、電車の中でも片手で操作できるので重宝しました。

②「○」「△」「×」でカードの仕分け

  • 「○:完全に覚えた」→週1で確認
  • 「△:まあまあ」→毎日チェック
  • 「×:ぜんぜんダメ」→集中的に確認

このように3段階で分類しておくと、苦手な用語だけを集中的に対策できます。
アナログ派の人は輪ゴムで束ねて分類、アプリ派の人はタグやブックマーク機能を使うとよいでしょう。

ITパスポート頻出用語を暗記カード形式で紹介!

ここでは、ITパスポート試験で毎年のように出題される重要用語を「暗記カード形式」でピックアップします。自作カードを作るときの参考にしてください。

カード例①

Q.「スキャナブルネットワーク」とは?
A. 攻撃者がスキャンなどで検出できる状態のネットワークのこと。セキュリティ対策が不十分な状態で公開された機器などが含まれる。

カード例②

Q.「DRM(Digital Rights Management)」の目的は?
A. デジタル著作物の不正コピーや改ざんを防止する著作権管理技術。

カード例③

Q.「ソーシャルエンジニアリング」とは?
A. 人間の心理的な隙を突いて、パスワードや機密情報を入手する行為。例:なりすまし電話など。

カード例④

Q.「ERP(Enterprise Resource Planning)」とは?
A. 経理・人事・生産などの業務を一元管理する基幹業務システム。

カード例⑤

Q.「PPM(Product Portfolio Management)」とは?
A. 自社の製品や事業を「花形」「問題児」「金のなる木」「負け犬」などに分類して戦略を立てる管理手法。

暗記カードで得られた成果:試験本番で「自信を持って解答」できた

私はITパスポートの勉強を始めたとき、IT分野の専門用語に正直なところかなり苦戦していました。
特に**ストラテジ系(経営や法律、会計系)**は理系出身の自分にとっては未知の分野。最初は参考書を読んでも用語が頭に入ってこなかったのですが、暗記カードに切り替えてから状況が激変しました。

単語カードを繰り返すうちに、「あ、これ前に見たやつだ」という感覚がどんどん増えていき、試験本番では“問題文を読んだ瞬間に答えが浮かぶ”問題が何問もありました。
ITパスポートの合格において、知識問題をいかに確実に拾うかは非常に重要。
その意味で、暗記カード学習は非常に効果的でした。

ITパスポートに役立った!おすすめの暗記用書籍

最後に、私が暗記カードと並行して使っていた書籍を一つご紹介します。

この本は、イラスト豊富で超わかりやすい!と評判の一冊で、私自身も読んですぐに「暗記カードに落とし込みやすい」構成だと感じました。
特に「情報セキュリティ」「ネットワーク」などの難解なテーマも、図解付きで整理されているため、カード化する際のヒントにもなります。

まとめ:ITパスポート対策には暗記カードが最強の武器になる

ITパスポート試験は、「幅広い知識」を「確実にインプット」しておくことが重要です。
そのためのツールとして、暗記カードは非常に効果的であり、紙・アプリのどちらを使うにしても、繰り返し学習することが合格への最短ルートになります。

特に、私が合格時に使用したスタディングのような講座には、スマホで使える暗記カード機能や過去問演習が充実していて、スキマ時間を最大限に活用できました。

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