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このブログを運営しているcoffeeです。
私は2024年にITパスポート試験に合格し、その後、基本情報・応用情報へとステップアップしてきました。現在は、理系大学院を卒業後にメーカーで開発職を経験し、現在は知財部で弁理士として働いています。
今回は、「中学生がITパスポート試験に挑戦する意味とメリット」について、深く掘り下げてお話しします。
実際に私がITパスポートを受けた際の記事はこちらに記載しております。👇
第1章:そもそもITパスポートってどんな資格?
ITパスポート試験(通称:iパス)は、経済産業省が認定する国家試験です。
正式には「情報処理技術者試験」のひとつであり、レベル1(初級)に位置づけられています。
対象は社会人から学生まで幅広いのですが、最近では「中学生でも合格できる資格」として注目されています。
主な出題内容:
- 情報セキュリティやネットワークの基礎
- データベースやアルゴリズムの初歩
- ビジネスや経営に関する基礎知識
- マーケティングや財務会計の入門
つまり、「IT+ビジネスの総合基礎力」を問う資格であり、単なるパソコンスキルとは異なります。
第2章:なぜ今、中学生にITパスポートが注目されているのか?
1. デジタルネイティブ世代にとって有利な内容
現在の中学生は、物心ついたときからスマートフォンやインターネットに触れているデジタルネイティブです。
情報セキュリティやSNSリテラシー、スマートデバイスの活用は日常生活そのもの。
そのため、ITパスポートの基礎部分は中学生でも自然に理解できる内容が多いのです。
2. 高校・大学入試や推薦でアピールできる
ITパスポートは国家資格なので、進学時の推薦書や面接で強力なアピール材料になります。
- 「中学生で国家資格を取った」という実績
- 将来性のある分野への関心
- 自発的な学びへの意欲
これらは、一般的な「成績表」では測れない価値を示します。
3. 将来の就職・キャリアにも有利
IT人材不足が深刻化している現代、企業は「ITリテラシーのある人材」を求めています。
中学生の段階でITパスポートを取得すれば、将来的に「IT業界」「知財分野」「起業」など、あらゆるキャリアで差がつきます。
第3章:中学生がITパスポートに合格するための勉強法
ITパスポートの試験範囲は広く見えますが、基礎的な内容が中心です。
中学生でも、適切な教材と勉強法を使えば、半年以内で合格圏内に到達することは十分可能です。
1. 基本は「わかりやすい参考書」から
いきなり過去問に手を出すのではなく、まずは図解が豊富な初心者向けの書籍で全体像を把握しましょう。
中学生でも取り組みやすい書籍の例を以下にご紹介します。
📘おすすめ書籍:
『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』(技術評論社)
- 中学生にも読みやすい「ゆるめのイラスト」
- 難解な用語も噛み砕いて解説
- 漫画的な構成で飽きにくい
この一冊をベースに、まずは「ITってこういう世界なんだ」とイメージを掴むことが大切です。
2. 無理なくコツコツ、スキマ時間を活用する
中学生は部活や塾で忙しいかもしれませんが、1日15~30分の積み重ねで十分合格圏に届きます。
おすすめは「朝の登校前」や「夕食後の30分」など、決まった時間にルーティン化すること。
学習スケジュールの一例(3か月プラン):
期間 | 内容 |
---|---|
1か月目 | 書籍で全体をざっくり理解 |
2か月目 | 過去問道場などで実戦練習開始 |
3か月目 | 苦手分野の反復と模試対策 |
3. スマホで勉強する時代!中学生にもおすすめのオンライン教材
書籍だけでは飽きてしまう…という場合は、スマホ学習ができるオンライン講座の活用もおすすめです。
特に、「スキマ時間に動画や問題演習で学べる」スタディング ITパスポート講座は非常に有効です。
実際、私も応用情報技術者試験までこのシリーズを使ってきました。
✅ スタディングのメリット
- 動画解説がわかりやすく、暗記に頼らない
- 自動スケジュール機能で中学生でも迷わない
- 問題演習で即時にフィードバックがある
中学生には少し早いかも?と思う方もいるかもしれませんが、むしろ中学生だからこそ効率的な学習法が必要です。

第4章:ITパスポート合格が中学生の未来を変える理由
1. 「将来に強い」スキルを早めに身につけられる
ITパスポート試験で得られる知識は、単なる資格にとどまりません。
- セキュリティやネットワークの基本
- プログラミング的思考
- ビジネス用語や会計の基本
- 情報の正しい扱い方
こうしたスキルは、高校や大学、さらには就職後にも必ず役立ちます。特に**情報社会における「基礎リテラシー」**として、将来性は非常に高いと言えるでしょう。
2. 高校・大学・就活で圧倒的に有利に
中学生で国家資格を取得した実績は、以下のような場面で大きく評価されます。
- 高校受験・推薦入試(情報系やIT特化の学科)
- 大学AO・推薦入試(探究活動や自己PRでアピール)
- インターンやバイトの選考
- 就職活動や資格手当制度
「中学生のうちから、将来を見据えて努力できた人」として、人事や面接官の印象にも強く残ります。
3. ITパスポートは「次のステップ」の入口にもなる
ITパスポートを取ったあとは、以下のような資格へのステップアップも可能です。
- 基本情報技術者試験(高校生〜大学生で目指す人多数)
- 応用情報技術者試験(将来的には年収アップにも直結)
- 簿記・英検・TOEICなどの他資格と組み合わせる戦略も◎
このように、ITパスポートはキャリアの起点となる資格なのです。
第5章:将来はITエンジニアも夢じゃない!未経験からプロを目指すなら?
もしITパスポートをきっかけに、「将来はITエンジニアになりたい」と思ったらどうすればよいのでしょうか?
実は、中学生〜高校生のうちから資格を取得しておくことで、未経験からIT業界へ入るルートはぐっと広がります。
そして、そうした「未経験からの挑戦」を本気でサポートしてくれるサービスがあります。
✅ TECHHUB NewBie(テックハブ・ニュービー)|エンキャリア株式会社
中学生のうちからITに関心を持ち、将来エンジニアになりたいと思ったら、このような支援サービスを知っておくのも一つの手段です。
TECHHUB NewBieは、未経験者専用のITエンジニア転職支援サービスで、以下のような特徴があります:
- 完全未経験OK!
- IT業界に特化した求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削から面接対策までフルサポート
- 年齢制限もなく、ポテンシャル重視で企業とマッチング
中高生の段階ではまだ転職ではないにせよ、こういったサービスの存在を知っておくことで、将来の選択肢が広がるのは間違いありません。

第6章:中学生がITパスポートを受ける際の注意点とアドバイス
1. 試験申込は「保護者のサポート」が必要な場合も
ITパスポート試験の申し込みは、基本的にインターネットで行います。
ただし、受験料の支払いや試験会場の選択など、保護者の名義やクレジットカードが必要な場面もあるため、事前に親御さんと相談しておきましょう。
また、試験会場は全国にありますが、地域によっては最寄りに会場がない場合も。
その場合も、保護者の協力が必要となります。
2. スマホや動画学習を「遊び」から「勉強」へ変換する意識
中学生にとって、スマートフォンや動画はエンタメの道具として使うことが多いですが、ITパスポートの勉強では、それを**「学習ツール」に切り替えること**がカギです。
たとえば:
- スタディングの動画講座を電車の中で観る
- YouTubeの解説動画で知らない用語を調べる
- 学習アプリでクイズ形式で復習する
こうした「遊びの延長線にある学び」が中学生にとって自然な学習スタイルになるでしょう。
3. 親・先生・仲間に「やりたい」と伝える勇気を持とう
ITパスポートを中学生が受けるというのは、まだまだ珍しいことです。
ですが、「珍しい」=「すごいこと」です。
- 「何かやってみたい」
- 「将来のために早く行動したい」
- 「勉強して合格してみたい」
そうした気持ちを、親御さんや先生、友人に自分の言葉で伝えることが、最初の一歩になります。
また、周囲の大人に伝えることで、意外と情報や支援がもらえることもあります。
まとめ:中学生こそITパスポートに挑戦しよう
ITパスポート試験は、ただの資格ではなく、**将来に向けた“選択肢を広げる武器”**です。
中学生のうちにこの資格を取得することで、
- 高校・大学・就職での強力なアピール材料になる
- デジタル社会を生き抜く力がつく
- IT業界・知財・起業など、将来の方向性が広がる
そして何より、「自分の未来に自分で投資できた」という成功体験になります。
最後に、私自身もITパスポートを皮切りに、基本情報技術者、応用情報技術者と資格を重ね、今は知財の専門家(弁理士)として企業で働いています。
勉強は大変なときもありましたが、「一歩踏み出す勇気」がすべての始まりでした。
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