ITパスポートは楽勝って本当?受験者目線で徹底解説!

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はじめに:ITパスポートは“楽勝”と言われる理由

「ITパスポートなんて楽勝でしょ」
そんな声をネットやSNSで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

確かに、ITパスポート試験は国家資格の中でも難易度が低い部類に位置づけられています。合格率も50%前後と高めで、「中学生でも受かる」「文系でも余裕」といった口コミもあります。

しかし、実際に勉強してみると「想像より用語が難しい」「計算問題があるとは思わなかった」と感じる人も少なくありません。

本記事では、実際に2024年6月にITパスポートを取得した筆者(知財部所属・理系バックグラウンド)が、「ITパスポートは楽勝なのか?」というテーマを掘り下げ、受かる人の特徴、効率的な学習法、そして本当におすすめできる教材やサービスをご紹介していきます。

実際に私がITパスポートを受けた際の記事はこちらに記載しております。👇

ITパスポート試験の基本情報と“楽勝”という誤解

まず、ITパスポートの試験概要を簡単に押さえておきましょう。

  • 試験形式:CBT(Computer Based Testing)
  • 出題数:100問
  • 試験時間:120分
  • 合格基準:総合評価600点以上(1000点満点)、分野別にも一定の基準あり
  • 試験範囲
    • ストラテジ系(経営戦略、法務など)
    • マネジメント系(開発手法、プロジェクト管理など)
    • テクノロジ系(ネットワーク、セキュリティなど)

このように、ITパスポートは「ただのITの基礎試験」ではなく、ビジネス×IT×マネジメントの基礎を幅広く問われる試験です。

一見、楽勝に思えるのは、以下のような背景があるからでしょう:

  • 難しい数式や専門知識は問われない
  • 高校生・大学生・新入社員が多く受験
  • 合格率が約50%と高め
  • ネットの「1週間で合格した」系の成功体験の影響

しかし、「勉強しなくても受かる」というレベルではありません。初学者がノー勉で挑むと、知らない用語が多すぎて手も足も出ないというのが現実です。

楽勝で受かる人の特徴とは?実は“事前知識”がカギ

ITパスポートを「楽勝だった」と感じる人には、いくつか共通点があります。逆に言えば、これらの条件に当てはまらない場合、思ったより苦戦することもあるのです。

1. ITやビジネスの基礎知識がある人

たとえば以下のような人たちは、ITパスポートの出題内容が「すでに知っている話」になっていることが多く、スムーズに理解できます。

  • 大学で情報系の授業を履修していた人
  • 文系でも、社会人として実務で「情報セキュリティ」や「ガントチャート」「PDCA」などを聞いたことがある人
  • ExcelやPowerPointの基本操作に慣れている人

2. 試験慣れしている人

CBT形式でのタイムマネジメントや、選択肢の消去法に慣れている人は、有利に進められます。特に以下のような人は有利です:

  • TOEICや簿記などの資格試験を定期的に受けている人
  • 弁理士、基本情報技術者、応用情報技術者など、他の国家試験経験がある人(筆者もこのタイプです)

3. 勉強法に無駄がない人

「なんとなく参考書を1ページ目から読んで終わり」では効率が悪いです。合格者はたいてい、過去問の分析と暗記カードなどのインプット・アウトプットの使い分けができています。

私も、暗記カードアプリと動画講座の併用で効率よく知識を積み上げました(後述で詳しく紹介します)。

それでも独学が不安?動画講義+スマホ学習が最強な理由

ITパスポートは「独学でも可能」とよく言われます。実際、独学合格者も多数います。しかし、独学が「楽勝」とは限らないのが落とし穴です。

特に社会人や子育て世代、忙しい大学生にとっては、「時間がない」「モチベーションが続かない」「解説がわかりにくい」という壁が立ちはだかります。

私自身も、いざ独学で進めてみると、「参考書だけでは理解が追いつかない」「単語が頭に残らない」という課題に直面しました。

そこで活用したのが、スタディング ITパスポート講座です。

🎓 おすすめ学習ツール:スタディング ITパスポート講座

スマホだけで学べる、完全オンライン対応の講座で、以下の点が特に魅力的でした:

  • すきま時間を活かせる:通勤中や昼休みにスマホで学習
  • 図解とアニメーションで理解しやすい:初心者にも直感的にわかる
  • 確認テストと過去問がセット:インプットとアウトプットの往復学習が可能

実際に私は、スタディングを使って約1.5か月、1日30分〜1時間程度の学習で合格できました。もちろん、まったくの未経験からのスタートでした。

スタディングITパスポートにご興味ある方はこちらから

ITパスポートが“楽勝”になる学習スケジュールと戦略例

「ITパスポートなんて楽勝!」と思えるかどうかは、正直この学習戦略の差にかかっていると言っても過言ではありません。
ここでは、実際に筆者が行ったスケジュールをベースに、「楽勝」と感じられるまでに到達するための具体的な戦略を紹介します。

【例】社会人向け:1日30分×1.5か月で合格したスケジュール

期間学習内容備考
1週目動画講義(ストラテジ系)+用語暗記スタディングで進める/最初は聞き流しでもOK
2週目動画講義(マネジメント系)+確認テスト毎回5分の確認テストで定着率UP
3週目動画講義(テクノロジ系)+過去問演習難しい用語は暗記カード化して反復
4〜5週目過去問道場で演習中心/間違いノート作成スコア6割超えるまで繰り返し
6週目模擬試験(1回目)+弱点補強CBT形式での時間配分に慣れる
試験直前模擬試験(2回目)+暗記カード総復習仕上げ。合格点を安定して超えられればOK

補足:暗記カードとスマホ学習は相性◎

筆者は通勤時間(片道20分)にスタディングの講義を聞き流し、夜に暗記カードアプリで用語を復習しました。この「ながら学習」が非常に効果的でした。

特にIT用語に不慣れな人ほど、毎日触れることが“楽勝化”への近道です。

書籍派におすすめ:1冊で合格力がつくITパスポート対策本

「やっぱり紙の本で勉強したい」「スマホより書き込みしたい」という方には、以下のような書籍もおすすめです。

『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』(技術評論社)

  • フルカラーでイラストが豊富
  • 説明がとにかく丁寧で初心者にやさしい
  • 難しい用語も「比喩」と「図解」で自然と理解できる
  • 試験範囲を満遍なくカバーし、過去問対策も充実

ITパスポート合格後に広がるキャリアの可能性

「ITパスポートなんて履歴書に書いても意味ない」
そう思っていませんか?実はこれは半分正解で、半分誤解です。

ITパスポートは“入り口資格”であることに意味があるのです。

特に次のような方には、取得後のキャリアパスに大きな価値があります:

  • IT未経験からエンジニアにキャリアチェンジしたい人
  • 社内SEや情シス部門への異動を狙っている人
  • 将来的に基本情報・応用情報など、より上位の資格を目指したい人

ITエンジニア転職での“基礎力の証明”になる

企業の中途採用では、ITパスポートそのものが武器になるというよりも、「この人はITの基礎知識をきちんと学んだ上で、キャリアを真剣に考えているな」という姿勢の証明として評価されることが多いです。

特に未経験の転職市場では、“知識ゼロ”と“最低限の基礎を学んだ人”には明確な差があります。

未経験でも安心:手厚いサポートでIT転職を支える「TECHHUB NewBie」

ITパスポートを取ったあと、「やっぱりITエンジニアを目指してみたい」と思う方もいるでしょう。
でも「未経験だし…」「何をすればいいのか分からない」という不安もありますよね。

そんな方におすすめなのが、**TECHHUB NewBie(テックハブ・ニュービー)**です。

🔰 TECHHUB NewBieとは?

  • 完全未経験者歓迎
  • ITエンジニアに特化した転職支援
  • 履歴書添削・面接対策もフルサポート
  • 資格取得やポートフォリオのアドバイスもあり

エンキャリア株式会社が運営しており、個別の面談からキャリアプランまで、丁寧に寄り添ってくれるのが特長です。

ENたま

まとめ:ITパスポートは“楽勝”にできる資格。だけど油断は禁物

ITパスポートは、国家資格の中では比較的やさしく、正しい学習法を取れば誰でも“楽勝”で合格を狙える試験です。しかし、それは「ノー勉で受かる」「甘く見ていい」という意味ではありません。

楽勝にするためには、

  • スマホで学べるスタディングなど効率的な学習ツールを使う
  • 書籍や暗記カードで用語を日常的に触れる
  • CBT試験に向けた演習と時間感覚のトレーニング
  • 取得後のキャリア設計まで見据えたモチベーションの維持

こうした要素が揃って初めて、「思っていたより楽だった」「自信がついた」という感想につながります。

さらに、ITパスポート合格はキャリアチェンジの第一歩としても活かせます。未経験からITエンジニアを目指すなら、TECHHUB NewBieのような支援サービスも活用し、次のステージへ進んでいきましょう。

最後に:次のステップを考えているあなたへ

このブログを通じて、IT資格や知財・技術の世界に関心を持つ方が一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

私は、社会人として働きながら弁理士・基本情報・応用情報と資格を取り続けてきましたが、その過程で痛感したのは、「正しい学習法を選べば、誰でも成長できる」ということです。

ITパスポートの次にどんな資格を目指せばいいか悩んでいる方や、基本情報技術者・応用情報技術者についても知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください:

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