ITパスポートが義務化されるって本当?今こそ知っておくべきITリテラシーの重要性

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サイト運営者のcoffeeと申します。

ここ数年、ネット上やSNSで「ITパスポートが義務化されるらしい」「会社でITパスポートを取らされた」といった声をよく見かけるようになりました。実際に私の職場でも、ITパスポートの取得を推奨される流れがありましたし、教育現場や行政でもITパスポートの導入が進んでいるという報道もあります。

では、本当にITパスポート試験は“義務化”されるのでしょうか?
そして、なぜ今になってこれほどまでにITパスポートが注目されているのでしょうか?

本記事では、「ITパスポート義務化」という噂の真偽を明らかにしつつ、ITパスポートの意義や活用方法、今後のIT人材ニーズの高まりについても詳しく解説していきます。

実際に私がITパスポートを受けた際の記事はこちらに記載しております。👇

ITパスポート義務化の噂の出所は?教育現場・企業での導入事例が背景に

まず、結論から言うと「ITパスポートが国家として一律に義務化された」という事実はありません(2025年8月現在)。

ただし、義務化と錯覚される背景として、以下のような事例が挙げられます。

① 高校・大学での「準必修」化の動き

文部科学省は、情報教育の強化を目指しており、高等学校では「情報Ⅰ」の必修化が進んでいます。その中で、ITパスポートレベルの知識を高校生が身につけることが標準化されつつあるのです。

また、一部の大学では、ITパスポートの取得を単位認定の条件にしたり、入学時の推奨資格として案内したりするケースも増えています。つまり、制度上の「義務」ではないものの、事実上の“準義務化”といえる状況が生まれつつあります。

② 企業での人事評価における取得奨励

近年は、ITリテラシーの低さが業務効率やセキュリティリスクにつながることが顕在化しており、社内でITパスポートの取得を人事評価や昇進要件にしている企業も登場しています。特に、金融・製造・インフラ系の大企業ではこの傾向が顕著です。

こうした背景から、「義務化されたのでは?」という噂が広まったと考えられます。

なぜ今、ITパスポートがここまで求められるのか?

ITパスポート試験は「IT系の登竜門」として位置づけられています。とはいえ、これはITエンジニア向けというよりも、全社会人が最低限持っておくべきITリテラシーの証明と考えるべきでしょう。

以下のような社会変化が、ITパスポートの重要性を一層高めています。

デジタル庁創設による行政のDX化

日本政府は、2021年にデジタル庁を設置し、行政のIT化・業務効率化に本腰を入れ始めました。公務員や自治体職員においてもITパスポートの取得が推奨され、実際に研修メニューに組み込まれていることもあります。

リモートワークの普及とセキュリティ意識

コロナ禍を契機に広まったリモートワークでは、従業員一人ひとりのITスキルやセキュリティ意識が問われるようになりました。「ITリテラシー=社会人の常識」となりつつある今、ITパスポートはその指標となり得ます。

ITパスポートを取得することで得られる5つのメリット

「ITパスポートって実際に何の役に立つの?」という疑問を持つ方も多いかもしれません。
ITパスポートは決して“肩書き”だけの資格ではなく、実務・転職・キャリアアップなどあらゆる面で強力な武器になります。以下、代表的な5つのメリットを紹介します。

① 社内評価・昇進に影響する

多くの企業で「資格手当」や「評価加点」の対象とされており、特に総合職や技術職の若手社員に対して取得が推奨されています。ITに直接関わらない部署でも、社内のDX推進に関与する人材として評価されやすくなります

② 転職市場でのアピール材料になる

履歴書に記載できる国家資格として、転職活動時にも有効です。実際、私の知人で文系職種からIT業界に転職した方は、「未経験だけどITパスポートを取っている点が評価された」と話していました。

③ 業務効率・ITトラブル対応力が上がる

ITパスポートの学習では、Excel関数やネットワーク基礎、セキュリティ、業務フロー改善などビジネス現場で役立つ知識が学べます。「なぜこのシステムはこう動いているのか」「なぜパスワード管理が重要なのか」といった視点を持つことで、職場での信頼感も上がります

④ セキュリティ意識が高まりトラブルを未然に防げる

サイバー攻撃・情報漏洩など、リモートワーク時代の職場では社員一人ひとりがリスク管理能力を問われます。ITパスポートの出題範囲には「ISMS」「暗号化通信」「マルウェア」なども含まれており、日常業務の安全性を高めるのに直結します

⑤ ITエンジニアへの第一歩として最適

将来的にIT業界へ進みたい方、エンジニアやプログラマーを目指したい方にとっては、ITパスポートは最初に取得しておくべき登竜門資格です。実際、私もこの資格を取ったことで「もっと深く学んでみたい」と思うようになり、基本情報→応用情報と進むきっかけになりました。

忙しい社会人・初心者でも挫折しない!ITパスポート学習のコツ

とはいえ、いざ勉強を始めようとすると「時間がない」「用語が難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか?
私もそうでした。専門用語ばかり出てくるテキストに挫折しかけた経験があります。

そんな中で、社会人の私が実際に合格まで活用したのがスタディングのITパスポート講座です。

スタディングはこんな人におすすめ!

  • 忙しくてまとまった勉強時間が取れない人
  • スマホでスキマ時間に勉強したい人
  • テキストを読むよりも動画で視覚的に理解したい人
  • 出題傾向にあった問題演習を繰り返したい人

実際、私も「通勤中に動画を見る→帰宅後にスマホで演習→週末に弱点復習」というサイクルを続けることで、約1ヶ月で合格レベルまで到達できました。

しかもスタディングは、登録後すぐに無料お試し講義が見られるので、まずは雰囲気だけでもチェックしてみるのがおすすめです。

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本でじっくり学びたい人におすすめのITパスポート参考書

動画やオンライン講座が苦手という方も中にはいらっしゃると思います。そんな方に向けて、書籍での学習スタイルも根強い人気があります。

実際に私も、スタディングを使いながら補助的に書籍を使っていたのですが、紙の本ならではの見開きの構成メモの書き込みができるメリットは大きいです。

中でも私が特におすすめするのは、以下の1冊です。

『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』(技術評論社)

  • フルカラーでイラストが豊富
  • 説明がとにかく丁寧で初心者にやさしい
  • 難しい用語も「比喩」と「図解」で自然と理解できる
  • 試験範囲を満遍なくカバーし、過去問対策も充実

この書籍は、「ITって苦手かも…」という方でもスッと頭に入ってくる構成になっており、“読むだけで楽しい”感覚で進められる良書です。
通勤カバンに1冊入れておけば、いつでもどこでもサッと復習できます。

ITパスポートからITエンジニアへ!未経験からの転職成功のコツ

「ITパスポートを取ったら、IT業界に転職したい」「エンジニアを目指したい」という方も最近は非常に多くなっています。
実は、ITパスポートを取得しているだけで応募できる未経験向けの求人も存在します。

とはいえ、転職は資格だけで成功するわけではありません。企業選び・履歴書・面接対策などの手厚いサポートが必要です。

そんな未経験者に特化しているのが、こちらの転職支援サービスです。

特徴

  • 完全未経験歓迎のITエンジニア求人に特化
  • 専任キャリアアドバイザーが履歴書・職務経歴書の添削を実施
  • 面接対策も丁寧にサポート
  • ブラック企業を除外した求人のみを紹介
  • 20代・第二新卒に強い

「何から始めればいいか分からない」という方でも、プロと二人三脚でキャリアを作ることができます。
私自身も、知人にTECHHUBを紹介して「文系からエンジニア転職を成功させた例」を複数見てきました。ITパスポート+転職支援サービスという組み合わせは、非常に現実的かつ有効なルートです。

ENたま

ITパスポートは“義務化”されなくても、もはや社会人の常識に

ここまで解説してきたように、「ITパスポートが正式に義務化された」という事実はありません。
しかし、教育現場・企業・行政・転職市場を見渡せば、実質的な“準義務化”とも言える動きが進行していることは明らかです。

かつては「IT=専門職の領域」だったものが、今ではすべての社会人に求められるスキルセットの一部となっています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れに乗れない企業・人材は、今後さらに淘汰されるリスクすらあるでしょう。

つまり、「義務化されるから取る」のではなく、「持っていないことがリスクになる」時代に私たちは生きているのです。

今すぐ始めることで、一歩先のキャリアをつかもう

私自身も、ITパスポートの勉強を通じて「単なる試験勉強」ではなく、業務改善やキャリア開拓につながる視点をたくさん得ることができました。
その延長で、基本情報・応用情報へと進み、知財とITを融合した新たなキャリアビジョンも描けるようになっています。

✅「社内で評価を上げたい」
✅「転職や副業に強くなりたい」
✅「将来のIT業界に備えたい」

そんな思いを持っている方こそ、ITパスポートの取得は今すぐにでも始めるべきチャレンジです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ITパスポートに合格した後、次は基本情報技術者試験応用情報技術者試験に進む人も多くいます。
それらについても当ブログで実体験を交えながら詳しく紹介していますので、よければそちらもご覧ください。

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