こんにちは、弁理士ブロガーのcoffeeです。
この記事では、「40代から弁理士を目指すのって現実的なの?」「勉強についていける?」「仕事との両立は?」といった疑問に対して、実体験と知財業界の現状を踏まえながら丁寧にお答えしていきます。
40代で弁理士を目指すのは「全然遅くない」
まず最初にお伝えしたいのは、
40代から弁理士を目指すのは、全然遅くありません。むしろ今がチャンスかもしれません。
ということです。
なぜそう言えるのか?理由は以下の3点です。
1. 弁理士の平均年齢は高い
実は弁理士として登録している方の平均年齢は50代前後とも言われています。つまり、弁理士は「社会人になってから資格取得する人」が圧倒的に多いのです。20代で合格してすぐに実務に入る人は少数派。
特に近年では、30代・40代で異業種から知財業界に転職する方も多く、「社会人経験を活かせる士業」として注目されています。
2. 40代の社会人は知財業界で重宝される
知財業界は、専門的な知識だけでなくビジネス感覚や対人スキル、マネジメント力も重視される世界です。
40代の方であれば、これまでの業務経験やコミュニケーション能力を活かしつつ、技術のバックグラウンド+弁理士資格で新たな価値を発揮することが可能です。
むしろ「弁理士資格だけを持っていても現場で通用しない」と言われる昨今、社会人経験を積んだ40代こそが求められているとも言えるのです。
3. 独立・副業・フルリモートも可能な資格
弁理士は、将来的に独立や副業、フルリモートといった働き方の自由度も非常に高い資格です。
40代は、キャリアや働き方を見直すタイミングでもあります。今後の自分の人生を「専門スキル×自由な働き方」で組み立てるために、弁理士は非常に有力な選択肢になります。
このように、40代からでも十分にチャレンジできるどころか、むしろ経験を活かせる強みのある年代とも言えるのです。
「でも、勉強時間が取れないし、記憶力にも自信がない…」
そんな声もよく聞きます。次章では、40代社会人が弁理士試験に合格するための現実的な勉強戦略について解説していきます。
40代からの弁理士試験合格戦略|限られた時間でも突破する方法とは?
40代から弁理士試験を目指す方の多くは、すでに仕事・家庭・育児などで多忙な毎日を過ごしていることでしょう。
そんな中で勉強時間を確保し、しかも難関国家資格である弁理士試験に挑むのは、決して簡単なことではありません。
しかし、逆に言えば、やるべきこと・やらなくていいことを明確にし、正しい教材を選び、淡々と積み上げれば、合格できる試験でもあるのです。
ここでは、私自身の経験や同僚・知人の事例を元に、40代におすすめの学習戦略をまとめてみました。
「覚える」より「理解する」ことが大事
40代になると、どうしても若い頃のような瞬発的な記憶力には頼れません。
でも心配はいりません。弁理士試験において本当に大切なのは、「暗記力」ではなく法律の構造や趣旨を理解し、応用できる力です。
たとえば、特許法の条文ひとつとっても、
- なぜこの条文が存在するのか?
- 他の条文とどうつながっているのか?
- 実務上どんな意味を持つのか?
という視点で理解することで、記憶の定着率が格段に上がります。
特に40代以降は、「大人の理解力」と「これまでの仕事経験」をフル活用して、体系的に勉強を進めることが勝ち筋になります。
スキマ時間活用がすべてを決める
40代社会人が弁理士に合格するためには、「1日3時間勉強」といった理想論よりも、
1日15分×6回=1.5時間の積み重ね
というようにスキマ時間を徹底活用することが鍵になります。
通勤中の電車、昼休み、子供を寝かしつけた後の夜の30分——そうした「細切れ時間」に、スマホ1つで講義を見たり、条文を読んだりできるかが命運を分けます。
この点で非常に優れているのが、スタディング弁理士講座です。
スタディング弁理士講座が40代におすすめな理由
私自身、社会人として働きながら弁理士試験に合格した経験からも、40代に強くおすすめしたいのが「スタディング弁理士講座」です。
その理由は以下の通りです:
- ✅ スマホ完結で講義視聴・復習・問題演習ができる
- ✅ 1コマ15〜30分の短時間設計でスキマ時間に最適
- ✅ 圧倒的に安価(10万円以下)で経済的負担が少ない
- ✅ 難解な法律をやさしく解説してくれるので、初学者でも安心
40代は、時間もお金も自由が利きにくい年代。そんな中で最小コスト・最大効果を狙えるスタディングは非常に魅力的です。
私も「働きながら最短ルートで合格」を狙うなら、これ以上ない選択肢だと思います。
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私が受けていたStudyingの弁理士講座について詳しく知りたい方は下記をご参照ください。
おすすめ書籍3選|まず読むべき基本書と活用法
40代の方には「ネット講座だけで大丈夫なの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで併用してほしいのが、コンパクトで要点がまとまった市販書籍です。
ここでは、私が実際に使って良かった、40代にもやさしい弁理士試験用書籍を3つ紹介します。
★ 弁理士試験 エレメンツ
■ 独学者向けに設計されたテキスト
■ 基礎から丁寧に解説
■ Studying等の通信講座がない場合の補助教材に
【体験談】
私は通信講座(Studying)をメインに使ったので購入していませんでしたが、独学の同期は「必須の一冊」と絶賛していました。
40代から弁理士になった人のリアルな声と転職後の現実
「本当に40代から弁理士になって、その後のキャリアはどうなるの?」
これは、多くの40代受験生が気になる最大のポイントでしょう。
弁理士資格は、取得した瞬間に魔法のように年収が上がったり、希望の職に就けるとは限りません。
ですが、正しいキャリア戦略とマインドセットを持てば、40代でも確実にキャリアアップできる現実的な道があります。
ここでは、実際に私が知っている方々の体験談や、転職市場での評価を交えながら、40代弁理士のリアルな状況をご紹介します。
ケース①:メーカー開発職→知財部→40代で弁理士資格取得→年収アップ&やりがい増加
ある方は、私と同じく理系出身でメーカーの開発職として長年勤務していました。40代で「キャリアの天井感」を感じ、会社の制度を利用して知財部に異動。
その後、スタディングを活用して働きながら弁理士資格を取得。
実務経験+資格という武器を得て、同業他社の知財職に年収100万円以上アップで転職しました。
今では、出願戦略や係争対応など高度な業務を任され、やりがいも大きいとのこと。
✅ ポイント:実務経験がある40代は「即戦力」として企業から歓迎される
ケース②:文系総務職→スタディングで一発合格→特許事務所に未経験転職
もう一人は、40代で長年文系職をしていた女性。法務に近い仕事をしていたこともあり、「法律系資格を取って安定した職に就きたい」と考え、弁理士を目指しました。
初学者ながらも、スタディング一本で計画的に学習を進め、2年で合格。
現在は、特許事務所にて明細書の校正・中間処理補助などの仕事を任され、未経験でも月給30万円超+賞与ありという条件で働いています。
✅ ポイント:未経験でも40代で合格すれば、知財業界への道は開ける
年収の現実:40代弁理士の収入はどれくらいか?
40代で弁理士資格を取得した場合、転職先・働き方によって年収には幅があります。
働き方 | 年収の目安 | コメント |
---|---|---|
企業の知財部(中堅〜大手) | 600〜900万円 | 実務経験と資格があれば高待遇 |
特許事務所(未経験) | 400〜600万円 | 経験を積めば年収アップも可能 |
フルリモート・副業型 | 月収10〜30万円(業務委託) | 時間を選びたい人向け。軌道に乗れば高単価も |
特に企業の知財部は、即戦力性・交渉力・プロジェクト管理経験などが評価され、40代の社会人経験者はむしろ強みになります。
一方で、特許事務所は年功序列がなく、実力次第で年収を上げていける点が魅力。40代でもまだまだキャリアアップ可能な業界なのです。
実は狙い目?フルリモート・副業型弁理士という働き方
最近は、「フルリモートで明細書作成」「副業で中間処理のみ受託」という形で働く40代弁理士も増えています。
Zoomやクラウド共有ツールを使えば、地方在住・子育て中・介護中でも知財業務は可能。実務経験+資格があれば、リモート案件は意外と多く存在します。
📌 こうしたリモート案件を獲得するには、クラウドソーシングや業界内の紹介が鍵になりますが、スタディング講座では資格取得後の進路選びもガイドしてくれます。
👉知財・法務系特化のエージェントとしては、リーガルジョブボードをおすすめしています。
今よりも働きやすい事務所に転職できる。 弁理士・特許技術者求人サイト【リーガルジョブボード】
また、弁理士資格取得後の転職についてはこちらの記事にまとめています。
40代から弁理士を目指すあなたへ|後悔しないための最終チェックリスト
40代で弁理士を目指すという選択は、「人生を大きく変える一歩」です。
一方で、それなりの覚悟や準備が必要なこともまた事実です。
ここでは、40代から弁理士試験を目指す人に向けて、
- 合格できる人・できない人の違い
- 40代におすすめの勉強習慣
- 絶対に避けたいNG行動
- 最後に、スタディング弁理士講座がなぜ40代に特に向いているのか
についてまとめます。
合格できる40代・できない40代の違い
まず大きな違いは、「スキマ時間の活かし方と継続力」です。
✅ 合格する40代の特徴
- 勉強を「習慣化」できている(朝30分・昼20分・夜1時間など)
- 忙しくても、時間の質を重視して集中できる
- 計画が立てられる。ズレたら調整できる柔軟性もある
- 家族や職場の理解を得ている(最低限の協力体制)
❌ 合格が遠のく40代の特徴
- 毎日「まとまった時間がとれない」と言い訳して手をつけない
- 学習の記録をつけておらず、自分の進捗や弱点がわからない
- 完璧を求めすぎて挫折しやすい(特に条文暗記などで)
40代の方は若い受験生よりも「勉強する時間」は少ないですが、「学習の質」と「実務経験を活かす知識の吸収力」はむしろ上です。
限られた時間で最大の成果を出す工夫がカギになります。
40代でも続けられる勉強習慣とは?
私が合格までに意識した「続けられる勉強の仕組み」は以下のようなものです。
📌 ポイント①:朝イチの“脳がクリア”な時間にインプット
朝の通勤前や起床後30分を、講義動画や条文読みの時間に充てると吸収が違います。
特にスタディングのスマホ講義は朝学習に最適でした。
📌 ポイント②:昼休みはスキマ復習(スマホで問題演習)
職場で昼休みにスマホで一問一答や過去問演習。
5問でも10問でも、「昼のアウトプット習慣」は記憶の定着に超有効です。
📌 ポイント③:夜は思い切って“捨てる”時間を決める
40代は家族や仕事の責任もあるため、夜は意外と勉強できません。
私は20時以降はやらず、逆に就寝前に「条文1条だけ読む」習慣に切り替えました。
この「やる気がいらない習慣」が、結局1年継続するベースになりました。
最後に:なぜスタディングは40代に最適なのか?
私自身が働きながら合格できたのは、間違いなくスタディングの存在が大きかったと感じています。
📌 スタディングの強み(40代向け)
特徴 | 解説 |
---|---|
圧倒的なコスパ | 弁理士講座で10万円以下。予備校の1/4以下 |
スマホ特化でスキマ学習可能 | 忙しい40代でも続けやすい設計 |
講義と問題演習がセット | インプットとアウトプットをすぐ連携できる |
合格者の学習管理法が学べる | 実践的な学習スケジュール付き |
スタディングは、単なる講義動画ではありません。
社会人に合わせた設計、UIのシンプルさ、継続させる工夫が詰まった教材です。
👉 もしあなたが今、「やってみようかな」と思ったなら、まずは無料講座から体験してみるのが一番です。
✅【無料体験はこちら】
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おわりに:40代からでも、弁理士は本気で目指せる
弁理士試験は決して「若い人のための試験」ではありません。
実務力、論理的思考力、継続力。
これらは社会人経験を積んだ40代だからこそ活きる能力です。
私も、年齢や学歴、環境に関係なく「本気で取り組めば合格できる」ことを自分の経験から確信しています。
迷っているなら、一歩踏み出してみてください。
あなたの人生が大きく変わる第一歩になるかもしれません。
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