【体験談】中小企業診断士に独学で一発合格した超おすすめ勉強方法を完全公開!

中小企業診断士

こんにちは。
中小企業診断士試験に独学で挑戦し、2022年度に1次試験・2次試験ともに一発合格した青坂サカスです。


この記事では、僕が独学で中小企業診断士試験に一発合格できた勉強方法を公開しています。中小企業診断士は1次試験だけでも一般的に800時間かかると言われていますが、僕はこの方法で300時間の勉強で合格できました。誰でも真似できる勉強方法なのでおすすめです。

この記事を読めば、独学での中小企業診断士試験合格に近づけると思います!

本記事の執筆者

青坂サカス(あおさか さかす)

通信講座のスタディング&独自の2次試験攻略法を用い、独学で中小企業診断士試験に挑戦。
育児と仕事、そして試験勉強の両立のため、学習の効率化にこだわり、一発合格を果たす。

≫執筆者情報


中小企業診断士試験に挫折した過去

実は、僕が中小企業診断士に挑戦したいと初めて思ったのが2018年のことでした。ですが、事前のリサーチや準備もせず、効率的な勉強方法を確立することもできず、すぐに挫折しました

挫折した経験や、再挑戦したきっかけ、再挑戦するにあたって試験との向き合い方を変えた方法はこちらの記事で紹介しています。

ではここから、独学で一発合格できた勉強法を公開していきたいと思います!


【1次試験】おすすめの独学勉強方法

一度挫折した僕が本気で考え、実際に合格した超おすすめの勉強方法を公開します。

1次試験の勉強法
  1. 3年前の過去問を解いてみる
  2. 各教科の目標点数を決める
  3. 「スタディングのテキストでインプット ⇒ 動画視聴で復習」のサイクルを回す
  4. 過去問などの問題演習を繰り返す

一つずつポイントを解説していきます。


3年前の過去問を解いてみる

まず、いきなりですが過去問を解きましょう!
1,2年前の過去問は、学習が進んだあとに力試しとして解きたいので、3年前の過去問がおすすめです。

ちなみに過去問の問題文と解答は中小企業診断士協会のHPから無料ダウンロードできます。2次試験の過去問もあるので、ブックマークをおすすめします。


ノー勉でも結構点数が取れたりします。ちなみに僕の点数はこんな感じでした。

科目 得点
経済学 36
財務会計 48
企業経営 32
運営管理 26
経営法務 20
情報シス 28
中小政策 23
合計 213

僕は理系で、簿記3級を持っているので経済学や財務会計の得点が少し高めに出ました。一方で、経営法務や中小政策は問題の意味も分からず、ほぼ勘で解きました。


一度過去問を解くと、「この教科は意外といける!」とか「この教科はちょっと苦手かもな…」という感覚がつかめます。この感覚は、各科目の目標点数を決める際に非常に重要になります。
この時点で点数が低くても全く問題はありません!


各科目の目標点数を決める

ノー勉での過去問演習の結果をもとに各教科の目標点数をざっくりと決めていきましょう。


試験では、40点未満の教科を作らずに、平均60点以上(=合計420点)とれれば合格になります。ですので、苦手科目の目標点数を50点くらいに設定し、得意科目で70点以上取ってカバーするイメージです。

科目 得点 目標点
経済学 36 75
財務会計 48 70
企業経営 32 60
運営管理 26 60
経営法務 20 55
情報シス 28 70
中小政策 23 50
合計 213 440

僕の場合は、頑張れば経済学や財務会計で高得点が取れると思いました。一方、法務や中小企業政策はわけが分からず、苦手そうなので50点程度の目標としました。


情報システムは、用語の意味を聞かれる問題がほとんどです。完全な暗記科目だと感じたので、直前期に詰め込めば高得点を狙えると思いました。


そして、実際の点数がこちらです。

科目 目標点 実際の点数
経済学 75 78
財務会計 70 68
企業経営 60 66
運営管理 60 75
法務 55 68
情シス 70 64
中小政策 50 67
合計 440 486

目標よりも高い点数を取れた科目もありますが、おおよそ目標点前後の結果になりました。もちろんこれは偶然ではなく、その目標を達成するために勉強方法を工夫したからです。


ですので、皆さんも各科目の目標点数を決め、それを意識しながら日々の勉強に励みましょう!


使う教材はスタディングのみで充分


スタディング

独学で中小企業診断士に合格するためには、適切な教材選びが非常に重要ですが、1次試験に合格するためにはスタディングのみで充分です。

スタディングとは、オンライン講座(録画された動画)によって様々な資格の学習ができる有料サービスのことです。

スタディングの公式サイトではスキマ時間を活かした学習に最適化されたオンライン講座で、忙しい人でも場所や時間に影響されずいつでも学習に取り組めることがメリットと記載されています。


実際にスタディングを使ってみると、スキマ時間の活用が大きなメリットになりました。スタディングでは動画だけではなく、テキストも充実しているので、他のテキストを改めて買う必要はありません

さらに、過去問や問題集もオンラインで利用できるようになるため、非常に便利です。

つまり、スタディングだけでテキスト・動画・過去問・問題集を使用することが出来ます。テキスト・問題集・過去問をすべて本で購入すると3万~4万ほどかかるため、費用としてはスタディングとほぼ変わりません。

動画学習に抵抗がある人にも本当におすすめです。無料登録すると動画学習の体験ができるので試してみると良いと思います。


「スタディングのテキストでインプット ⇒ 動画視聴で復習」のサイクルを回す

下の画像がTACの「スピードテキスト」になっている悲しい理由は後程。。

おすすめの勉強法(テキストでインプット→動画で復習)
勉強法のイメージ

使う教材を決めたら、あとはがむしゃらに勉強するだけです!


インプットと復習はスタディングの動画とテキストを併用しました。

挫折した勉強法とは違い、完璧にインプットしようとするのではなくまずは半分理解する気持ちで学習を進めました。分からない単語が出てきても、深く考え込まず全体の流れをつかむイメージです。

ちなみに、僕は2科目分のTACテキストを4年前に購入していたため、他もTACのテキストを揃えてしまいました。。。
ですが、スタディングにもPDFでテキストがついていますし、テキストを紙ベースでもらえるプランもあります。費用で考えてもスタディングのテキストで揃える方が安いのでそちらをおすすめします

そしてテキストを一通り読破したら次の科目に進みます。2科目目以降を勉強するときはスタディングの1.5~2倍速動画で学習済み科目の復習をするのを忘れずに!

動画で復習することでスキマ時間の有効活用ができます。また、復習のハードルがものすごく下がった気がしたのも大きなメリットでした。


スタディングの効率的な使い方
  1. 倍速再生を使う
  2. 動画を見れない場合は音声だけでもOK!
30秒で登録完了できます!

過去問などの問題演習を繰り返す

全ての科目の学習がある程度進んだら、過去問演習に移りましょう。

試験直前期は、動画での復習ではなく過去問演習での復習がメインとなります。過去問を解き続けることで、どの範囲もバランスよく復習できるだけでなく、頻出範囲を把握することができます


僕は、過去問などの問題演習は全てスタディングを使ってタブレットで行いました。経済学と財務会計は計算用紙も準備しましたが、他の科目はタブレットのみしか使っていません。


タブレットやスマホで過去問演習をすると、自動で答え合わせをしてくれるのがとても便利でした。そして、間違った問題をタップするとすぐに解説が読めるので、かなり効率的でした。


紙ベースで過去問演習をすると、答え合わせに時間がかかります。すると、答え合わせで満足してしまい、復習をせずに終わってしまうパターンは誰しも経験したことがあると思います。

過去問演習で一番大切なのは、解けなかった問題の解説を読み、知識を深めることです。なので、自動で答え合わせをしてくれる機能が本当に便利でした!


スタディングを最大限有効活用する

スタディングの効率的な使い方
  1. AIの機能を使いこなす
  2. 予想問題を購入し、自分の実力を確かめる
  3. 試験当日まで、スキマ時間でインプットを続ける
スタディングのAI機能
スタディング公式サイトより引用

スタディングでは、AIを活用して、個人別に最適化された学習計画を作ってくれる機能があります。


例えば、数日前に間違えた問題を、絶妙なタイミングで復習問題として出題してくれます。この機能があることで、効率的な復習が可能になります。

僕はこの機能に気付くのが遅れたのでうまく活用できませんでしたが、上手に使えば心強い味方になりますね!


スタディングの予想問題

スタディングには、合格模試というオンライン1次試験模試があります。


合格模試は、いわゆる模擬試験ではなく、スタディングが独自で作成した予想問題のようなものです。オンラインでいつでも何度でも好きな時間に解くことができるので便利です。

独学での合格のためには、この合格模試の受験が必須だと思っています。


この合格模試を試験の1週間~2週間前くらいの休日に、試験当日と同じスケジュールで解くことをおすすめします。そうすることで、自分の実力と当日の疲れ具合が分かります。


また、2回目以降は練習問題として何度でも解くことができます。なので、過去問+αとして演習しておくと本番で役に立ちます。

青坂サカス
青坂サカス

僕はこの合格模試で自信を付けました!また、法務だけ点数が悪かったので、間違えた分野の復習に力を入れました。

特に、「中小企業政策」は毎年の時事問題が出るので、過去問を解くよりも合格模試を解く方が対策になります。



スタディングを活用すれば、効率的に勉強ができ、合格への近道になること間違いありません。もちろん、登録にはお金がかかりますが、その費用以上の価値があると思います。


登録に迷っている方は、一度無料トライアルを利用してみることをおすすめします。自分に合うかどうかを試してから決めることができるので安心です。

今すぐ行動することが合格への第一歩です。スタディングを最大限活用して、中小企業診断士試験に挑みましょう!

30秒で登録完了できます!

僕が独学で一発合格できた1次試験の勉強法はこんな感じでした。テキストによるインプットと、動画の倍速視聴による復習で「忘却との闘い」に勝利し、直前期は過去問演習を積み上げるという王道な勉強法だと思います。


続いて、2次試験の勉強法を紹介していきます。

僕は1次試験当日まで、2次試験の勉強を全くしていませんでした。ですので、焦らなくて大丈夫です。今は1次試験に脳のリソースを最大限使うことをおすすめしますが、どうしても気になる方は次のページで簡単に確認してみてください!

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