【体験談】中小企業診断士に独学で一発合格した勉強方法を完全公開!

中小企業診断士

【2次試験】独学勉強法

僕の場合は、自己採点で1次試験の合格を確認した後、初めて2次試験について調べました。2次試験までの時間が2ヵ月ほどしかなく、少し焦りますが、そこから毎日2時間ほどの勉強で一発合格できたので安心してください。


2次試験の勉強法
  1. 2次試験の特徴を理解する
  2. 各教科のキーワードと解答の方向性を把握する
  3. 過去問演習と復習を繰り返す

2次試験の特徴を理解する

2次試験は、1次試験とは全く違う試験内容です。全4科目で、2ページほどの与件分(助言すべき企業の情報)を読み、文章題に答えます。大体100字~200字ほどの記述形式で、4,5問に答えていく感じになります。


2次試験の4つの科目
  1. 事例Ⅰ(組織・人事)
  2. 事例Ⅱ(マーケティング)
  3. 事例Ⅲ(運営管理)
  4. 事例Ⅳ(財務会計)

過去問は1次試験と同様、中小企業診断士協会のHPで公開されています。


1次試験との大きな違いは「模範解答が公開されない」ことです。ですので、過去問演習をするにも、答えがないので非常にやりづらいです。

ですが、1次試験からの3ヵ月間、正しい方法でしっかり勉強できれば独学でも問題なく受かります!


2次試験はどの教材or予備校を信じて学習を進めるかが重要です。基本的にどの教材や予備校でも合格することは可能なので、迷わずに突っ走ることが大事です。

ちなみに、スタディングも2次試験に対応していますが、あまり使い物になりません。ですので、スタディングは1次試験用と割り切り、2次試験は他の教材を利用するのをおすすめします。


各教科のキーワードと解答の方向性を把握する

僕は2次試験はテキスト「ふぞろいな合格答案シリーズ」を使い、独学で乗り切りました。「ふぞろい」のメリットはキーワードに加点する形で採点ができるところです。


筆記試験は自由度が高くなりがちなので、採点基準が明確に示されていないと自己採点すらできません。「ふぞろい」を使えば自己採点をしながら過去問演習に取り組めるので効率的です。

スタディングは、模範解答がひとつしか書いていないので、自分の解答を採点することができません。「使い物にならない」理由がこれです。


そして、過去問演習を繰り返す前に意識したいのが、各事例のキーワードです。過去問を何年も解いていると、それぞれの事例の模範解答に常に出てくるキーワードがあります。


各事例のキーワードの例
  1. 事例Ⅰ:従業員の士気向上・組織の活性化など
  2. 事例Ⅱ:顧客との関係性教科・顧客満足度向上・新規顧客獲得など
  3. 事例Ⅲ:生産計画の短サイクル化・短納期対応・生産性向上
  4. 事例Ⅳ:収益性、効率性、安全性の比較・CVP分析など

毎年問題は違うのに、同じワードが出てくる理由はひとつ。「それが企業の目指すべき姿」だから。


各事例のキーワードをファイナルペーパーにまとめたり、各事例の解答の方向性を理解していくことが合格への近道です!


過去問演習と復習を繰り返す

そしてなにより、過去問演習の数をこなしていきましょう。もちろん、ただ繰り返すだけではなく、しっかりと復習にも時間をかけることが合格へつながります。


僕は過去5年分を3周くらいしました。

2周目、3周目も同じ間違いをしたら逆にチャンスです。自分が使いこなせないキーワードが浮き彫りになると思うので、それをしっかりチェックし、本番で解けるようになればOKです。


2次試験は問題演習をどれだけ積み上げられるかが勝負の分かれ目です。もちろん、解きっぱなしではなく、どのキーワードを使いこなせていないか確認しながら進みましょう!

以上が2次試験の独学での勉強方法です。対策は1次試験後に始めても十分間に合うので、まずは1次試験に全集中しましょう!

「今日始める」が合格への第一歩

この記事では、完全独学で一発合格できた僕の勉強法を公開してきました。中小企業診断士試験は確かに難関ですが、計画を立て、効率的に勉強できれば独学でも十分合格することができます

合格に向けて一歩踏み出したいという人は、まずはどの教材を使うかを考えてみましょう。

そこで一つアドバイスできるのは、紙派の人もスタディングは選択肢に入れたほうが良いということです。たった30秒の登録で無料講座を受けることもできるので、食わず嫌いにならず検討するのをおすすめします!

僕の場合は、スタディングを受講していなかったら一発合格はできなかったと思ってます。仮にもう一度1次試験を受ける場合は、確実にスタディングを受講します!

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