2021年11月から本格的に中小企業診断士の勉強を独学でスタートし、2022年の試験でストレート合格した青坂サカスです。
独学で一発合格できた勉強法は【体験談】中小企業診断士に独学で一発合格した勉強法を完全公開!で公開しています。
独学で中小企業診断士を受験する場合、1次試験の勉強に一番おすすめな教材はスタディングです。
一般的には800時間の勉強が必要と言われている1次試験ですが、僕はスタディングをフル活用して300時間ほどの勉強で全科目合格しています。
本記事では、スタディングの3つのコース「ミニマム」「スタンダード」「コンプリート」の中でおすすめのコースと、絶対に選んではいけないコースを紹介していきます。
スタディングの3つのコース
スタディングには「ミニマム」「スタンダード」「コンプリート」の3つのコースがあります。それぞれの違いを分かりやすく整理したのがこちらの表です。
ミニマムコース | スタンダードコース | コンプリートコース | |
値段 | 48,400円 | 53,900円 | 69,300円 |
1次基礎講座 | ○ | ○ | ○ |
年度別過去問 | × | ○ | ○ |
問題集 | × | ○ | ○ |
合格模試 | × | × | ○ |
簿記入門講座 | × | ○ | ○ |
直前対策講座 | × | × | ○ |
Q&Aチケット | × | 5枚 | 10枚 |
この表では、機能の優先度が高い順に上から書いています。一番重要なのが「1次基礎講座」で、一番いらない機能が「Q&Aチケット」のような感じです。
機能が少なすぎたら1次合格が難しくなるし、多すぎても値段が高くなるし、バランスが難しいところですね。
ミニマムコースを選ぶのはNG!
まず、ミニマムコースを選ぶのは絶対NGです。
ミニマムコースは一番費用が安く、一見お得に見えますが、「過去問・問題集」がついていないので、逆に一番損します。過去問などを買う必要があるため、余計にお金がかかるからです。
中小企業診断士1次試験の合格のためには、インプットだけでなく問題演習などのアウトプットが必須です。過去問演習をせずに試験に合格した人を見たことがありません。
過去問や問題集を本でそろえると、7科目で2万円ほどかかってしまいます。一方で、スタディングのミニマムコースとスタンダードコースの価格差は5500円ほどなので、半分以下の費用で問題演習をすることができます。
スタンダードコースとコンプリートコースには過去5年分の過去問と解説、問題集もついてるよ!
ちなみに、スタディングの過去問は本ではなく、アプリ内で解いていく感じになるのですが大きなメリットがあります。それが、全問解答後、自動で採点をしてくれることです。
本などで過去問を解くと、採点に意外と労力がかかるので、解説を読むところまで集中力を持たせることが難しいです。ですが、スタディングなら、自動採点後、間違えた問題からワンクリックで解説に飛べるので、演習→復習の流れがスムーズで効率的に勉強できます。
このような理由でミニマムコースを選ぶのは絶対NGです。
スタンダードとコンプリートはどちらのコースがおすすめ?
2つのコースの違い
最初の表をもう一度見てみましょう。上から優先度が高い順に機能を書いています。
スタンダードコース | コンプリートコース | |
値段 | 53,900円 | 69,300円 |
1次基礎講座 | ○ | ○ |
年度別過去問 | ○ | ○ |
問題集 | ○ | ○ |
合格模試 | × | ○ |
簿記入門講座 | ○ | ○ |
直前対策講座 | × | ○ |
Q&Aチケット | 5枚 | 10枚 |
まず、Q&Aチケットは必要ないです。なぜ必要ないかと言うと、質問をしないと理解ができないような難しい論点で得点する必要がないからです。
中小企業診断士試験は、全科目60点以上で合格できます。超難問を長時間かけて理解するより、頻出の問題を解けるようにした方が効率が良いです。
もしかしたら「どうしても質問をしないと次に進めない!」という場合もあるかもしれませんが、スタンダードコースのチケット5枚で充分です。ちなみに僕は使いませんでした。
また、直前対策講座も優先度は低いです。直前期は過去問演習に時間を使い、間違えてしまった問題の解説や、その論点の基礎講座を視聴すれば充分です。
合格模試の受験は必須
合格模試は必須の機能です。
合格模試とは、スタディングが作成している予想問題のようなものです。解き終わると、解答者全体での順位が確認できるので、合格「模試」と呼んでいるようです。
模試とはいいつつ、自分のタイミングで解きたい科目を選んで解くことができるので、時間や場所の制限はありません。普通の過去問演習のような感じで予想問題を解くことができます。この合格模試を利用して、自分の実力の確認と、解けなかった問題の強化をすることができます。
なぜ合格模試が必須かというと、過去問の繰り返しでは精神的に少し不安になるからです。
過去問をある程度解いていくと、見たことある問題ばかりになり、本当に実力がついているのか不安になります。僕もそうでした。
その不安を解消するために、試験直前(1,2週間前)に合格模試を解くとかなり効果的です。
つまり、スタンダードコース+合格模試のコースがあれば最高なのですが、それがないので悩むと思います。
一番おすすめはスタンダードコース
では、合格模試のために1万5千円以上払ってコンプリートコースにするのが良いのでしょうか?答えはNOです。
実は、スタディングからのメルマガの下の方に合格模試単体購入の案内があります。
費用は4290円ですが、コンプリートコースにグレードアップするよりも10000円以上お得です。ですので、スタンダードコース+合格模試単品が最もコスパが良く、おすすめできるコースになります。
ちなみに、スタディングは無料登録をするだけで5~10%オフクーポンがもらえます。30秒で登録できるので、興味がある方は無料登録しないと損です。
まとめ:スタンダードコース+合格模試がおすすめ
中小企業診断士の試験は科目数も多く、決して簡単な試験ではありません。ですが、その労力に値する資格だと思います。
合格のために、必要なところにだけお金を使いながら効率的に勉強していきたいですよね。そのような方はスタディングの受講は本当におすすめできます。
ちなみに、スタディングには冊子オプションがあります。このオプションは、スタディングのテキストが冊子で届くというものです。
お金に余裕があれば、この冊子オプションも申し込んでおくと合格の可能性が上がります。詳しくは【体験談】スタディング中小企業診断士のテキストは必要?で解説しています。
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