【弁理士試験】商標法の語呂合わせ完全版|短答対策に効く!現役企業内弁理士が厳選

短答式試験対策

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10万円弁理士coffee|令和3年度弁理士試験に1年・総費用10万円以下で一発合格した現役の企業内弁理士。メーカー開発職→知財部→外資系IT企業。実体験と一次データに基づいて執筆しています。 → 詳しいプロフィール

この記事は、令和3年度に1年10万円以下で弁理士試験に合格した現役企業内弁理士が実体験を元に書いています。

▶ 全法域の語呂合わせを1ページに集約した語呂合わせ大全(総合インデックス)もご活用ください。直前期の総ざらいに便利です。

はじめに:商標法の条文暗記、挫折していませんか?

弁理士試験の短答式で多くの受験生が最初にぶつかる壁、それは膨大な条文の暗記です。

中でも「商標法第4条1項」は、登録できない商標が19項もズラリと並び、記憶の定着に非常に時間がかかります。
私自身、何度も挫折しかけました。

しかし、語呂合わせを活用することで、理解と暗記が格段に楽になります。

この記事では、商標法の条文暗記に役立つ語呂合わせを厳選して紹介します。受験生の皆さんの時短・効率化の一助になれば幸いです。

商標法第3条1項1号~6号|基本要件の語呂

第三条 自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については、次に掲げる商標を除き、商標登録を受けることができる。
一 その商品又は役務の普通名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
二 その商品又は役務について慣用されている商標
三 その商品の産地、販売地、品質、原材料、効能、用途、形状(包装の形状を含む。第二十六条第一項第二号及び第三号において同じ。)、生産若しくは使用の方法若しくは時期その他の特徴、数量若しくは価格又はその役務の提供の場所、質、提供の用に供する物、効能、用途、態様、提供の方法若しくは時期その他の特徴、数量若しくは価格を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
四 ありふれた氏又は名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
五 極めて簡単で、かつ、ありふれた標章のみからなる商標
六 前各号に掲げるもののほか、需要者が何人かの業務に係る商品又は役務であることを認識することができない商標

語呂:「ふかきあきじ

条文内容語呂の元
1号普通名称
2号慣用商標
3号記述的商標
4号ありふれた氏名等
5号極めて簡単な標章
6号需要者にとって出所識別力なし
coffee

まんまだよね笑

商標法 第4条1項(商標登録を受けることができない商標)の語呂合わせ

まずは全体像を語呂で把握!

商標法第4条1項(1号~19号)は、以下のように語呂でまとめるとスムーズです:

🌀基本語呂合わせ:

「こっぱれんせき、いんこうじょしょう、はくしゅうとうぼう、たねまじり、ひんぶとうふせい」

【こっぱれんせき】
条文内容語呂の元
1号国旗等に類似こ(国旗)
2号パリ条約の記章等ぱ(パリ)
3号国際機関の標章等れん(連合)
4号赤十字の標章等せき(赤十字)
【いんこうじょしょう】
条文内容語呂の元
5号政府・団体の印章いん(印章)
6号公益的団体の表示こう(公益)
7号公序良俗違反の商標じょ(秩序)
8号他人の肖像・氏名等しょう(肖像)
【はくしゅうとうぼう】
条文内容語呂の元
9号博覧会関連はく(博)
10号周知商標の類似しゅう(周知)
11号他人の登録商標類似とう(登録)
12号登録防護標章と同一ぼう(防護)
【たねまじり】
条文内容語呂の元
14号種苗法関連たね(種苗)
15号商品・役務の混同まじり(混同)
【ひんぶとうふせい】
条文内容語呂の元
16号品質の誤認ひん(品質)
17号産地誤認(葡萄酒等)ぶ(葡萄)
18号商品等が当然に備える特徴とう(当然)
19号不正の目的による使用ふせい(不正)
coffee

商標法4条は語呂合わせないとなかなかきついよね~。

あくまで語呂合わせはきっかけに過ぎないので細かいところは繰り返しやって覚えていこう~

商標法4条1項の中で「含む」と条文にある号は?|簡単暗記法

語呂:「誤訳を含む17号

  • 該当号:5号、8号、9号、17号

例えば、

 他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標(その他人の承諾を得ているものを除く。)

商標法第4条第3項|両時判断に関する語呂

語呂:「はとこなく(8号、10号、15号、17号、19号)」

  • 出願時に該当しなければ登録できる例外規定です。
coffee

この辺は作った人うまいよね~

経済産業大臣が指定するもの|見分け語呂

語呂:「ふみこは大臣指定

  • 該当号:2号、3号、5号
coffee

ふみこさんみたいな女性の大臣がいるイメージかな笑

商標法第47条 無効審判の除斥期間があるもの

語呂:「野党(8号・10号)人々から一時(11号〜14号)イチゴ避難(15号・17号)

  • 登録から5年経過で請求不可になる条文をまとめたものです。

商標登録が第3条、第4条1項8号もしくは11号から第14号までもしくは8条1項、第2項もしくは第5項の規定に違反してされたとき、商標登録が第4条第1項第10号もしくは第17号の規定に違反してされたとき(不正競争の目的で商標登録を受けた場合を除く)、商標登録が同項第15号の規定に違反してされたとき(不正の目的で商標登録を受けた場合を除く)または商標登録が第46条第1項第4号に該当するときは商標権の登録の日から5年を経過した後は、請求することができない。

coffee

若干順番が条文と違うから気を付けてね。

不正競争目的や不正目的は自分で覚えるんだよ~

商標法条文番号 番外編

あやしいですが、こういったのも考えてみました。気に入れば使ってみてください。

🔹 第4条1項各号(登録できない商標)

→ 特に7号(公序良俗)、10号(周知商標)、15号(混同)、19号(不正の目的)は重要!

条文キーワード語呂
7号公序良俗しなな(47)い方がいい標識
10号他人の周知商標じゅう(10)ぶん有名ならNG
15号混同のおそれいちご(15)みたいに似てると混同
19号不正の目的出願いく(19)らなんでもパクリはダメ
条文内容語呂
30条専用使用権さあ(30)専用で独占使用
31条登録請求再(31)請求で効力ゲット
条文制度名要件・語呂
50条不使用取消審判ゴーゴー(50)使わないとアウト
51条不正使用取消審判こいつ(51)不正で取消
52条他人名義の登録取消こに(52)くらしい盗用は取消
53条代理人の不正出願取消ゴミ(53)みたいな代理登録はNG

現役弁理士が語る:商標法の試験攻略と実務のリアル

商標法は「確実に点を取る科目」として位置づける

弁理士試験において、筆者が商標法に対して持っていたスタンスは「確実に点数を取れる科目」です。特許法と比べて条文の総数が少なく、出題のパターンも読みやすい。そのぶん、しっかり対策すれば安定して得点できます。

4条1項の19号のような大きな列挙条文は、語呂合わせで全体の見出しを頭に入れたうえで、反復練習で体に染み込ませるのが一番の近道でした。何度も過去問を解くうちに「この問題はあの号の話だ」という感覚が自然とつくようになります。商標法は「理解してから暗記」ではなく「暗記しながら理解が深まる」科目だと感じています。

実務での商標:出願・調査・開発部門へのアドバイスまで幅広い

企業内弁理士として働く現在、商標は日常的に扱う分野のひとつです。具体的には商標出願・権利化、競合他社の商標調査、新製品・新サービスの命名段階での知財相談と幅広くカバーしています。

特に開発部門や事業部門からの「このネーミングは大丈夫か?」という相談は頻繁にあります。類否判断・識別力の有無・他社登録との抵触リスク——こういった判断の基礎になっているのが、弁理士試験で叩き込んだ商標法3条・4条の知識です。試験で覚えた知識が実務の判断軸に直結していると感じられる、数少ない分野のひとつです。

商標法攻略のポイント:語呂+反復で得点源に変える
商標法は弁理士試験の中で「得点を安定させやすい科目」のひとつです。条文数が絞られているからこそ、語呂合わせで骨格を覚えてしまえば、あとは過去問の反復で知識が定着します。4条1項の19号を「恐れない」ことが最初のステップ。語呂で見出しを覚え、過去問で号の意味を肉付けしていく流れが最短ルートです。

語呂合わせの使い方とおすすめ法文集

語呂合わせは思い出すきっかけにすぎません。
反復して条文を読み込み、意味とセットで覚えることが重要です。

✅書き込み推奨!おすすめ法文集

👉 四法横断法文集
スペースが広く、語呂の書き込みやメモに最適。短答受験生の定番です!

語呂合わせは全部法文集に書き込みましょう。

coffee

四法横断法文集は短答受験生ならみんな持っているバイブルみたいな感じだね。

その他の語呂まとめ記事もチェック!

以下のリンクでは、他の法域(特許・意匠・著作権など)の語呂合わせもまとめています:

▶ 他の分野の語呂合わせ: 特許法意匠法パリ条約・PCT不正競争防止法著作権法

現役弁理士が厳選:商標法4条1項の「神語呂」と良い語呂の3要件

語呂合わせは量より質です。受験生の中に出回っている語呂の中には、覚えにくかったり復号できなかったりする「使えない語呂」も多くあります。筆者が実際に使い続けた「これは秀逸だった」という語呂と、良い語呂を見分ける基準をお伝えします。

商標法4条1項(1〜19号)の「神語呂」

商標法4条1項は、商標登録を受けることができない標章として1号〜19号を列挙しています。全19号を順番に覚えるのは困難ですが、筆者が実際に使って効果的だった語呂がこれです。

「こっぱれんせき、いんこうじょしょう、はくしゅうとうぼう、たねまじり、ひんぶとうふせい」

各単語の頭文字が1号〜19号の各号に対応しています。この語呂のポイントは「復号できること」——聞いただけで「この音は〇号だ」と逆算できる構造になっています。単に覚えやすいだけでなく、本番で引き出せる語呂こそが価値ある語呂です。

「良い語呂」の3要件

語呂合わせを選ぶとき・自作するときの判断基準として、次の3要件を意識してください。

  • リズムが良い:声に出したときに自然に流れるリズムがあること。途中で引っかかる語呂は本番で出てこない
  • ストーリーがある:意味やイメージが連想できると記憶に定着しやすい。意味のない音の羅列より物語性があるものを優先
  • 復号可能性がある:語呂から元の条文・要件が一つに特定できること。「語呂→暗記事項」の矢印が一意でないと本番で混乱する

筆者が「使わなかった語呂」の特徴は、リズムが悪くて口に出したときに引っかかるものばかりでした。使わなくなると記憶から消えていく——「使い続けられる語呂だけが本物」です。

まとめ|商標法の語呂合わせで暗記の負担を減らそう

弁理士試験の合格に必要なのは「知識の整理と記憶の工夫」です。

語呂合わせはそのための強力な武器になります。今回紹介した語呂も、法文集に書き込んで日々活用してみてください。

今後も思いついた語呂を随時更新していく予定ですので、ぜひブックマーク・フォローをお願いします!

🎓 今日のひと言

勉強は「楽に楽しく」が長続きの秘訣!語呂で記憶に残していきましょう!

私が受けていたスタディング弁理士講座のレビューはこちら(実質8.5万円・本音レビュー)をご参照ください。

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