【実録】10万円&1年で弁理士試験に合格した社会人の勉強法|平日6時間をどう確保するか?

弁理士試験~勉強方法全般~

本記事は、令和3年度に勉強時間1500時間以下・費用10万円未満で弁理士試験に合格した現役企業内弁理士が、社会人向けに平日6時間勉強を実現する方法を実体験ベースで解説しています。

1. 社会人が弁理士試験に合格するには?

働きながら弁理士試験を目指す人は多いですが、平日は忙しくて勉強時間が取れないが最大の悩みではないでしょうか?

実は、平日でも6時間の勉強時間は確保できますコツは「朝の活用」と「スキマ時間の最大化」、そして「習慣化」です。

▶ 実際の勉強スケジュールはこちら

2. 平日6時間勉強のコツ|朝活がカギ

🔹 朝を制する者は、平日を制す

仕事終わりの夜に6時間勉強するのは無理があります。そこで私は「朝に2時間」「昼と移動で1時間」「夜に3時間」の構成にしました。

✅ 朝は脳が一番クリアな状態。集中できる時間帯です。

🔹 朝時間の作り方

  • 起床直後に講義動画を再生(歯磨き・着替えしながら視聴)
  • 朝食中も講義音声を流す
  • カフェで1時間集中勉強(外出のきっかけになる)

朝寝坊すると罪悪感でその日が台無しになります。同じ時間に起きて寝るルーティンを習慣にしましょう。

逆に朝寝坊しちゃうと、罪悪感からその日一日モチベーション起きないなんてこともあるよね。。。

3. 1日の勉強スケジュール【実例あり】

以下は、実際に私が受験期に行っていた平日の勉強スケジュールです(在宅勤務中心)。

時間帯内容勉強時間
6:30〜7:00起床・支度しながら講義再生0.5h
7:00〜8:30カフェで集中勉強1.5h
12:00〜12:30昼食+講義視聴0.5h
19:00〜19:30夕食+講義視聴0.5h
20:00〜23:00自習室で集中学習3.0h
合計6.0h

実際は平均5.5時間くらいですが、ペースを崩さないのが大切です。

4. スキマ時間で勉強時間を稼ぐ方法

「忙しくて勉強時間が取れない」と悩む人でも、意外とスキマ時間はあるんです。

🔹 1日の中にあるスキマ時間例

  • 食事中(朝・昼・夜 合計60分)
  • 入浴・ドライヤー・着替えなど(40分)
  • 通勤・移動(往復30〜60分)

これらを合わせれば2時間近くになります。

🔊 音声講座を常に再生して「ながら勉強」を習慣化しましょう。

5. 勉強を習慣化する5つのポイント

  1. 毎日同じ時間に起きて寝る
  2. 1日だけ頑張りすぎない/サボらない
  3. 学習記録をつけてモチベ維持
  4. 気分が乗らない日は軽い復習だけでもOK
  5. 飽きたら勉強法を変える(場所・教材など)

勉強は「マラソン」。一定のペースで走り続けるのが最短ルートです。

1日の勉強スケジュールが決まってくると、段々規則正しい生活に近づいていくよ!

早起きして、少しの昼寝をするのは全然OK!

5. 勉強を習慣化する5つのポイント

  1. 毎日同じ時間に起きて寝る
  2. 1日だけ頑張りすぎない/サボらない
  3. 学習記録をつけてモチベ維持
  4. 気分が乗らない日は軽い復習だけでもOK
  5. 飽きたら勉強法を変える(場所・教材など)

勉強は「マラソン」。一定のペースで走り続けるのが最短ルートです。

勉強を飽きた時に続けるコツも下記に乗せているので、参考にしてみてください。

6. お気に入りの勉強場所を見つけよう

  • ✅ カフェ:人の目があり集中しやすい。私はベローチェ派(安くて静か)
  • ✅ 自習室:静かで仮眠もできる。私は月5000円で夜専用の自習室を契約。
  • ✅ 自宅:片付けて「勉強モードの空間」を作るのがポイント

自習室は仮眠ができるのと、話し声が聞こえないのがオススメかも!

参考(筆写の平日の勉強時間)

筆者の平日の勉強日程。

最後に筆者の受験時代の一日の勉強時間を書きます。(ちなみに在宅です。)

睡眠時間は6時間~7時間を取るようにしています。それより少ないと、パフォーマンスが下がるし、いくら睡眠時間とっても眠い時は眠いからです笑

少なくて行ける人はこれ以上勉強時間稼げるということですね。羨ましい。。。

6:30 起きた瞬間にオンライン講座をつける。

    歯磨きや着替えも講座を聞きながら行います。

7:00 朝はカフェに行って勉強。

    徒歩5分のところのベローチェがお気に入りでした。移動中も講座を聞きながら勉強するのがポ     イントです。ここまでで2.5hr。

ベローチェはコーヒーがめちゃめちゃ安いのでおすすめだよ~

12:00 ご飯食べながらオンライン講座を視聴

   大体15分くらいは寝ちゃうので30分くらい勉強してここまでで3hr

19:00 またまたご飯食べながらオンライン講座を視聴

   ここでまた少し寝ますw(食べるとすぐ眠くなってしまうのです。) 30分勉強して合計3.5hr

coffee
coffee

熟睡して起きれない人は、下記がオススメだよ

   ①電気を付けたまま寝る。

   ②カフェインを取ってから寝る。

   ③机の上で寝る。

20:00 自習室に移動 

    2021年はコロナでカフェが早く閉まっていたので、平日夜専用の自習室を借りてました。(月5000円)

23:00 家帰ってきてお風呂に入り、寝る準備をします。

この間も動画視聴はやめません。3.5時間勉強して7hr.

理論上は7時間ですが、ここまでできない日もあります。(自習室で寝てしまったり、仕事が終わらなかったり。私も平均して大体5.5時間~6時間くらいだと思います。)とはいえ起床時刻や自習室に行く時間など大枠を外さなければ5時間は勉強できるはずです。

例え3時間の日があっても落ち込む暇があったら、少しでもオンライン講座視聴しましょう。

ちなみに、休日の勉強スケジュールと平日との違い

弁理士試験の勉強スケジュール、休日はどうしていますか?」という質問をよくいただきます。平日は仕事で時間が限られているため、土日祝の過ごし方が合否を大きく左右します。私の場合、休日の勉強時間の目標は1日8時間。ただし、「休日に10時間以上勉強しよう」と意気込んで挫折した経験が何度もありました。

そこで大切にしていたのが以下のポイントです。

■ 休日の勉強スケジュールの基本構成(1日8時間)

時間帯内容ポイント
午前(9:00~12:00)青本の精読・条文暗記理解系の集中力が必要な科目は午前中に実施
昼(13:00~15:00)過去問演習や答練の復習実践的なアウトプット中心。模試対策にも◎
夕方(16:00~18:00)青本の音読・短答問題集耳や目を使った軽めの復習で集中を維持
夜(19:00~20:30)論文の答案構成練習・暗記系まとめ静かな時間帯を活用して手を動かす学習

※90分ごとに10~15分の休憩を入れることで集中力を保てます。


■ 勉強時間を小分けにする理由

  • 10時間連続勉強は非現実的。疲れて効率が落ちる
  • “学習ブロック”を分けると、達成感が得られる
  • 「午前はインプット、午後はアウトプット」などで学習のリズムが安定

■ 家族・友人との時間の取り方も工夫

休日ずっと勉強だけだと、心が折れてしまいます。私は以下のようにあえてリフレッシュ時間を確保していました。

  • 土曜の夜は家族や友人と食事してOK(23時までには帰宅)
  • 日曜午後に少しだけ散歩・買い物など、リズムを整える
  • どうしても気が乗らない日は「30分だけやる」とハードルを下げる

■ 休日と平日の勉強スケジュールの違いまとめ

比較項目平日休日
勉強時間5〜6時間(隙間時間活用)最大8時間(連続学習は非推奨)
学習の中心通勤・昼・夜の分散学習午前:インプット、午後:演習、夜:復習
モチベ維持法毎日のルーチン化余白時間とご褒美をセットで確保

最後に、私が受けていたStudyingの弁理士講座について知りたい方は下記をご参照ください。

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