中小企業診断士に合格したら人生が変わった話【体験談】

中小企業診断士

こんにちは。
中小企業診断士試験に独学で挑戦し、2022年度に1次試験・2次試験ともに一発合格した青坂サカスです。


本記事の執筆者

青坂サカス(あおさか さかす)

通信講座のスタディング&独自の2次試験攻略法を用い、独学で中小企業診断士試験に挑戦。
育児と仕事、そして試験勉強の両立のため、学習の効率化にこだわり、一発合格を果たす。

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中小企業診断士の資格は、1次試験に合格するだけでも人生が変わるかもしれません。それが僕と友人自身の実体験から言えることです。

この記事では、中小企業診断士の勉強がきっかけで、人生が変わった2人の実体験を紹介します。


【実体験】中小企業診断士合格で人生が変わる!

受験のきっかけは「不安」と「不満」

まずは簡単に僕のプロフィールから紹介します。


理系の大学院を卒業後、日系のメーカーに就職。もともとマーケティングの仕事がしたかったものの、営業スタート。

マーケティング部への異動希望を出しても却下され続け、そのままあれよあれよという間に時間が過ぎ、営業一筋で8年が経過。


こんな状況に「なんで希望通りに異動させてくれないんだ」という不満と、「このまま希望しないキャリアパスだったらどうしよう」という不安を抱えていました。

そんな不安や不満を打破し、人生を変えるために中小企業診断士の資格に「再挑戦」しようと考えました。

「再挑戦」というのも、実は数年前に一度自己啓発の意味で挑戦し、挫折しています。その詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。


中小企業診断士は経営のスペシャリストの資格

中小企業診断協会のHPには、中小企業診断士の業務はこのように説明されています。

 中小企業診断士の業務は、中小企業支援法で「経営の診断及び経営に関する助言」とされています。
 「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」が主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。

https://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html

つまり、中小企業診断士の業務内容は、企業の現状と理想とのギャップを、自分の知識と能力で埋めていく、まさに「経営そのもの」です。

もちろん、営業では味わえないような視座の高い仕事になります。


改めて中小企業診断士の業務内容を詳しく調べたことで、自分も経営に関する部署に異動したいと思いました。そして、中小企業診断士の資格を取れば、希望が叶うかもしれないと思い、中小企業診断士の勉強を始めました。


中小企業診断士合格で人生は変わった

中小企業診断士の資格は、難関といわれる国家資格です。合格するのはもちろん簡単ではありませんが、だからこそ価値があります。

僕の場合は、試験に合格したことにより人生が変わりました。なんとその次の人事異動のタイミングで「経営企画部」に異動となったのです!!!

異動を伝えられた瞬間の喜びは今でも鮮明に覚えてますし、一生忘れることはないと思います。


僕の会社では営業から経営企画部への異動は珍しく、業務面でも初めてのことが沢山あり大変です。ですが、嫌々やっていた営業とは違い、とても楽しいです。

中小企業診断士は難関資格なので、勉強はかなり大変でした。ですが、そのおかげで人生が変わり、充実した日々を送れています。

受験の決断をした自分と、あきらめずに勉強を頑張った自分をほめたいと思います。


僕の場合は、「不安」と「不満」の解消という明確な目標があったため、日々の悔しさや怒りのようなものを燃料にし、勉強法を確立させて1年で合格することができました。

この勉強法は、誰でも使える方法ですし、一般的に800時間かかると言われる診断士の1次試験を300時間ほどでクリアできたので非常に効率のいい勉強法だと思います。

もし診断士の勉強への不安があったり、結果が出ている勉強法を参考にしたいという考えがあれば、ぜひこちらの記事を読んでみて下さい。


合格しなくても人生は変わる【友人体験談】

僕と同じく、やりたくない営業職を8年間続けているという大学の同期も、同じ不満を持っていました。友人も経営の仕事に就きたいと言っていたので、その友人と一緒に試験を受けることにしていました。

1次試験に不合格の友人も異動できた

友人の結果は、残念ながら1次試験で不合格


ですが、なんとその次の人事異動で「経営企画」のポジションに異動が決まりました。

偶然でしょうか?違います。実は中小企業診断士は1次試験に不合格になってもある資格が取れます。その資格で会社にアピールすることで、友人は希望をかなえました。


1次試験不合格でも取れる資格

中小企業診断士の1次試験は、2日間で7科目も受験しなければいけないハードスケジュールです。1次試験に不合格でも、60点以上取れている科目は「科目合格」となります。

中小企業診断士1次試験 科目
  • (1日目)企業経営理論
  • (1日目)財務・会計
  • (1日目)運営管理
  • (1日目)経済学・経済政策
  • (2日目)経営法務
  • (2日目)経営情報システム
  • (2日目)中小企業経営・中小企業政策

友人はこの7科目のうち、1日目の4科目で科目合格となりました。

そうすると、以下の資格を取ったことになります

中小企業診断士1次試験 科目
  • ▲▲年度中小企業支援科目合格者(企業経営理論)
  • ▲▲年度中小企業支援科目合格者(財務・会計)
  • ▲▲年度中小企業支援科目合格者(運営管理)
  • ▲▲年度中小企業支援科目合格者(経済学・経済政策)

中小企業庁HPにもこのような記載があります。

中小企業庁としましては、上記7つの科目の一部でも科目合格することは、その当該科目の知識を修得していると評価されるべきと考えております。
そのため、今後、履歴書の資格欄などに記載する場合には、第一次試験合格者(科目合格者含む)の方は、下記のように記載下さい。

https://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/2021/210420_02shindanshi.html

友人はこの資格をアピールすることで希望をかなえ、人生を変えました


今から勉強する行動力が人生を変える第一歩

ここまで、僕と友人が中小企業診断士試験にチャレンジし、人生を変えた体験談を紹介してきました。


もし、あなたが自分の人生を変えたいと思っているなら、中小企業診断士資格を取得することを検討してみてはいかがでしょうか。あなたの能力を証明し、新しいキャリアにステップアップするチャンスです。


特に、1次試験に科目合格するだけでも人生が良い方向に変わります。努力次第で誰でもできます。

もし、本気で合格したいなら、独学で合格した勉強方法を公開しているのでこちらの記事も参考にしてください。

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