こんにちは。
中小企業診断士試験に独学で挑戦し、2022年度に1次試験・2次試験ともに一発合格した青坂サカスです。
あなたは中小企業診断士試験に挑戦し、一度は諦めてしまった経験を持っているかもしれませんね。私も同じ経験をした一人として、あなたに伝えたいことがあります。
この記事では、私が再挑戦するにあたって変えた勉強への向き合い方や、合格への方法をご紹介し、一度諦めたあなたでも合格することができるようにお手伝いしたいと思います。
この記事を読めば、中小企業診断士試験合格に近づけると思います!
中小企業診断士試験を諦めた過去
僕が中小企業診断士試験に初めて挑戦したのは2018年のことでした。
当時私は、TACのスピードテキストと過去問演習のみを使って、完全に独学で勉強をしていました。
勉強方法としては、1科目目のテキストを読破して過去問演習で合格ラインをクリアすることを目指し、その後に次の科目の勉強を始めるというかなりシンプルなものでした。
具体的には、まず「企業経営理論」のテキストを読破し、過去問でそこそこの点数が取れるようになりました。その後、「財務会計」のテキストを読み始めましたが、時間が経つにつれて企業経営理論の内容を日に日に忘れていることに気付いてしまいました。
2科目でも過去に勉強した科目を忘れちゃうのに、7科目覚えるなんて無理では…?
そう思うと絶望が込み上げてきて、財務会計の途中で挫折してしまいました。
諦めた当時は、自分に自信も持てなくなり、深い失望感に襲われました。
一度は諦めた中小企業診断士に再挑戦!
再挑戦に踏み切ったきっかけは、入社してから7年間ずっと営業の仕事に携わり、他の部署に異動したいという気持ちが強かったことです。
もちろん、会社で自分の力を発揮できる場所に移りたいという思いがありました。ただ、異動をするためには何か専門的な知識が必要でしたが、私は持っていませんでした。
そこで、私は中小企業診断士に合格することで、会社に一目置かれることができるのではないかと考えました。
しかしその一方で、過去に挫折した経験もあることから、再び失敗するのではないかという不安もあったことは事実です。
そこで、前回の失敗から学び、今回は勉強方法や試験への向き合い方を変えることにしました。
中小企業診断士は難関国家資格だからこそ、合格した時に自分の異動希望が叶えられると思い、そのために努力しました!
合格までの取り組み
今考えると、4年前に諦めた原因は「リサーチ不足」と「勉強法を確立できなかったこと」だと思います。
難関資格といわれる中小企業診断士試験だからこそ、事前にしっかりと調べて、計画を立てることが重要です。特に独学の場合はしっかり計画を立て、勉強法を確立させることが大事です。
そこで、再挑戦するにあたり、以下の点に気を付けました。
それぞれの科目単体は難しくない
中小企業診断士の1次試験は7科目ありますが、実は単体ではそこまで難しい科目はありません。得意や不得意があるとは思いますが、しっかりと対策して臨めば合格点を取ることは難しくないです。
ですが、それが7科目になった途端、難易度がかなり上がります。その理由は「一度勉強した科目を忘れてしまうから」です。
ですので、それぞれの科目は難しくないことを頭に入れ、一度勉強した科目を忘れないように勉強法を工夫することで合格が近づいてきます。
完璧にする必要はない
中小企業診断士試験では満点を取る必要はなく、平均60点で合格できます。また、毎年の試験問題では、難易度がかなり高い「捨て問」が1,2問はあります。
なので90点の実力を100点に伸ばそうとすると、かなりの労力が必要になります。一方で、30点を40点、40点を50点に伸ばす方が比較的簡単です。
ですので、勉強中も100点を目指すのではなく、得意な科目は80点、苦手な科目は50点を目指しましょう。そうすることで効率よく勉強を進めることができます。
紙派でもテキスト以外の勉強方法を活用するべき
テキストで勉強するメリットは、自分のペースで学ぶことができ、理解できないところは何度でも読み返すことができることです。しかし、持ち運びが大変であったり、まとまった時間を作らないと勉強が進まないというデメリットがあります。
そんな悩みを持っている人は、スタディング(動画学習)を検討することをおすすめします。
動画学習のメリットは、時間や場所を選ばずに学ぶことができ、わかりにくい部分は動画で見直すことができることです。スマホで視聴できるので、通勤時間やスキマ時間を有効活用することもできます。
僕自身、紙派でしたが、テキストとスタディングの併用で合格することができました。動画学習にも最初は抵抗があったのですが、実際に試してみると、非常に効率的に勉強ができたので、振り返ってみるとスタディングがなければ合格できなかったとすら思っています。
自分は紙でしか勉強ができないと思い込んでいましたが、実はそうでもなかった!という人は僕以外にも多いと思います。
動画学習を活用して合格した僕の勉強方法をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
頻繁に復習するべき
独学の勉強方法で一番重要なのが「復習」です。7科目の「忘却との勝負」に対し、それよりも速いスピードで復習を繰り返すことが重要です。
しかし、復習も限界があります。7科目もあるので、復習ばかりしていては勉強が進まず、時間もかかってしまいます。そのため、復習法を工夫することが必要です。
そこで、私が利用したのが上で紹介した動画学習のスタディングです。動画学習を始めたところ、復習の時間が短縮され、効率的に勉強が進められるようになりました。
動画学習は、通勤時間や待ち時間など、スキマ時間を有効活用することができます。また、スタディングのようなオンライン学習サービスでは、いつでもどこでも学習ができるため、忙しい人でも効率的に勉強ができます。
復習の重要性を理解しながらも、限られた時間を有効に使うためには、動画学習などの勉強法を工夫することが必要です。スタディングのようなオンライン学習サービスを活用すれば、効率的な勉強が可能になります。
一度中小企業診断士を諦めたあなたへ
ここまで僕が一度諦めた理由と、再挑戦のきっかけ、合格までの取り組みをお話してきました。
ちなみに私は、2023年度から希望の経営企画部に異動となりました。これは、中小企業診断士に合格したことが大きな要因だと思います。
一度諦めた資格に再挑戦するのは辛いと思います。僕もそうでした。ですが、しっかりと準備をして臨めば確実に合格できます。
もしこれから再挑戦するぞ!という気持ちになったら、次の記事をご覧ください。一発合格できた勉強法などを詳しく公開しています。
皆さんの夢をかなえるお手伝いができたら嬉しいです!
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