【体験談】独学で中小企業診断士を勉強した順番を大公開!

中小企業診断士

2021年11月から本格的に中小企業診断士の勉強を独学でスタートし、2022年の試験でストレート合格した青坂サカスです。独学で一発合格できた勉強法は【体験談】中小企業診断士に独学で一発合格した勉強法を完全公開!で公開しています。


本記事の執筆者

青坂サカス(あおさか さかす)

通信講座のスタディング&独自の2次試験攻略法を用い、独学で中小企業診断士試験に挑戦。
育児と仕事、そして試験勉強の両立のため、学習の効率化にこだわり、一発合格を果たす。

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中小企業診断士の1次試験は、7科目も受験する必要があります。それぞれの科目の難易度はそれほど高くありませんが、7科目もあると「忘却との闘い」となり難易度が格段に上がります。

ですので、勉強する順番までしっかりと計画を立ててから勉強に取り掛かることが合格への近道です。

この記事では、独学で一発合格するために考えた勉強順を大公開しています。
最後まで読めば合格に一歩近づけると思います!

独学勉強の順番を決めるために分類する

中小企業診断士1次試験の受験科目

そもそも、中小企業診断士の1次試験は以下の7科目からなります。

中小企業診断士1次試験 科目
  • 企業経営理論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

かなり幅広いジャンルを勉強する必要があるため、計画的な順番で学習を行わないと合格はかなり厳しいです。

順番を考えるにあたって、7科目を分類していきます。順番を決める基準としては、2次試験にも使うような重要な科目は初めから手を付けてじっくり勉強し、1次試験でしか使わない暗記科目は後半にひたすらインプットをするイメージです。


7科目を分類して独学の順番を決める

受験7科目を分類する切り口は次の2つです。

  • 「暗記科目」と「手を動かす科目」
  • 「2次試験で使う科目」と「1次試験でしか使わない科目」

基本的には暗記科目や2次試験に使わない科目は直前に頭に詰め込むのをおすすめします。いわゆる一夜漬けのような感じです。


一方で、暗記科目ではなく計算が必要だったり、2次試験に直結する科目についてはじっくり勉強し、長期的に記憶に残す方が効率的です。


7科目を分類するとこんな感じになります。

勉強の順番を決めるために分類する

2日目試験科目は全て暗記科目です。ですので、この3科目は試験の直前に詰め込みでインプットをするのがよさそうです。

また、1日目の試験科目は両方とも混在しています。手を動かす科目や2次試験で使う科目が多いのでじっくり勉強する必要があります

そのようなことを考慮しながら僕が実践した勉強順がコチラになります。


実際の勉強の順番の決め方

【体験談】独学で合格できた勉強の順番

実際に僕が勉強した科目の順番がこちらになります。

  1. 経済学
  2. 財務会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理
  5. 情報システム
  6. 経営法務
  7. 中小企業政策

1~4番目までは、2次試験で使う内容か、もしくはじっくりと手で動かして考える科目です。5~7番目は2次試験では使わない暗記科目となります。


結果として1日目の科目を最初に、2日目の科目を後半に勉強するのがよさそうです。

1~4番目の勉強の順番の決め方

1日目の4科目の細かい順番はどうやって決めたかというと、一番興味がある科目から順番に学習していきました。適当な順番の決め方に思えると思いますが、興味がある科目から順番に勉強したのには理由があります。


そもそも、中小企業診断士の1次試験に7科目も受験しなきゃいけないのがかなりきついですよね。7科目を継続的に半年から1年間勉強し続けるにはモチベーションの維持が一番難しいと思います。

もし初めに全く興味のない科目から勉強しようとしてもモチベーションが沸かず、多分一瞬で挫折してしまうと思います。ですので、最初は一番興味がある科目から勉強していきましょう。


そして、次に勉強するのは2番目に興味がある科目です。そのような順番で勉強していくと、2教科目・3教科目と、何とか学習を進められると思います。


徐々に残りの科目が興味のないものになっていきますが、その段階では2,3教科学習済みなので「今回試験を受けないと今まで勉強してきた時間がもったいない」と違うモチベーションが発揮され、何とか興味がない科目も乗り切れます

僕の場合は2日目の3科目とも興味がなく、1日目の「運営管理」もあまり興味がもてませんでした。「運営管理」の勉強中に何度か挫折しそうになりましたが、そこまで勉強してきた3教科分がもったいないと思い、何とか全教科しっかり学習することができました


このように、まずは1日目の4科目を優先し、その中で興味がある科目から勉強を進めていきましょう

1日目の4科目の実際の独学勉強法は、こちらの記事で紹介しています。


5~7番目の勉強の順番の決め方

1日目科目を4科目とも学習し終えたら、2日目の暗記3兄弟の勉強に進みましょう。この時点で試験まで残り2,3ヵ月ほどあればペース配分として完璧だと思います。


暗記3兄弟は早くやりすぎても忘れてしまうので、2,3ヵ月前から徐々に学習を開始し、網羅的に何度もテキストに目を通すと良いと思います。


僕は暗記3兄弟に関してはスタディングの動画講座を倍速で繰り返し視聴したのみで、テキストは全く使いませんでした。勉強法は後述しています。


2日目の3科目も興味があるものから始めていくのが良いと思います。ただ、法務や中小企業政策は詳しくやればやるほどややこしくなっていくので、全体を広く浅く勉強していき、過去問をしっかり演習していくべきです。

ですので、僕は、

  1. 情報システム
  2. 経営法務
  3. 中小企業政策

の順で勉強を進めました。

2日目の3科目の実際の独学勉強法は、こちらの記事で紹介しています。


独学での中小企業診断士合格には勉強方法も重要

ここまで見てきたように、中小企業診断士試験の合格のためにはしっかりと計画を立てて、効率的な順番で学習していくことが非常に重要です。

この記事では、効率的な勉強方法を解説してきました。中小企業診断士試験は7科目あるので、自分の興味がある科目からしっかりと勉強していきたいですね。


また、独学で合格するために必要なのは勉強順だけではありません

各教科をどれだけ効率的に勉強できるかがとても重要です。この記事では、僕が独学で勉強し、合格した方法を紹介しています。実体験なので参考になると思います。


皆さんの努力が実を結びますように!

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