この記事は、令和3年度に1年10万円以下で弁理士試験に合格した現役企業内弁理士が実体験を元に書いています。
今や知財のどの分野とも切っても切り離せない関係にあるIT分野。いや知財だけじゃありません。Chat GPT、在宅環境でのWi-Fi、もはやIT無しには仕事もできません。
そんなあなたにお勧めしたい、スタディングでITパスポート講座。本日は実体験に基づいて紹介いたします。
試験結果は・・・?(2024/4受験)
・総合評価点:765点/1000点
・ストラテジ系:770点/1000点
・マネジメント系:725点/1000点
・テクノロジ系:740点/1000点
高得点。。。ではないかもしれませんがギリギリではないと言って良いでしょうか。
転職が控えており、とにかくIT系が少しできるということをアピールしたかったため、急ぎで受けた形になります。勉強期間は約1か月弱、約100時間くらいでした。
ちなみに私はスタディングで勉強を行いました。詳しい勉強法は下記をご参照してください。
その前に、ITパスポートとは?というところを解説していきたいと思います。
ITパスポートとは?
概要
簡単に言うと。。
・独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)の主催する試験であって、国家資格の一つ。
・応募者数は100万人を超え、今や超人気資格となっている。
・比較的合格率が高く、ITエンジニア以外でも受けやすい登竜門のような資格になっている。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。(公式HPより)
出題形式の特徴
・CBT方式で受けられる。(コンピューターでポチポチやる形式)
・ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問の全100問で1000点中600点以上取れれば、合格。
・ほぼほぼ毎日試験を受けることができて、申し込んだ後に変更も可能。
やべ、勉強間に合わないから延期しよってできるのはなかなかいいね。しかも隣駅とかで試験が受けられたりするからすごく便利。
詳しくは公式HPを参照してみてね。
問題例
下記のような問題が出ます。
問題(ストラテジ系)
新しいビジネスモデルや製品を開発する際に、仮説に基づいて実用に向けた最小限のサービスや製品を作り、短期に顧客価値の検証を繰り返すことによって、新規事業などを成功させる可能性を高める手法を示す用語はどれか
ア カニバリゼーション
イ 業務モデリング
ウ デジタルトランスフォーメーション
エ リーンスタートアップ
答えはちなみに エ です。
問題(テクノロジ系)
IoTシステムにおけるエッジコンピューティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う。
イ 一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、改ざんすることを艱難にすることによって、データの信頼性を高める。
ウ ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を、ネットワークを介して遠隔地から利用する。
エ 明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにする。
答えは ア です。
業務上出てきてもおかしくない言葉が多いよね。
こういったのを体系的に学べるのは、ITパスポート試験受ける価値がありそうだね。
ITパスポートを受けるとどんなメリットがあるの?
①転職活動に生かせる。
実際私はIT系の知財部を転職活動で受けたときに、とりあえずITパスポートだけ速攻で合格して、面接では『ITパスポート合格、基本情報技術者試験を現在勉強していて○○月に受ける予定です。』と回答すると意外と受けが良かったです。
②会社で一目置かれる存在になれる。
一生懸命仕事していても、若手ってなぜかベテランに勝てないですよね。。特にプレゼンしてるときに、急に○○ってどうなの?と聞かれる質問、慌てて適当に答えて分かってないなと思われるあの感覚。。。
何が原因なんでしょうか。
そうです。薄く広い知識が足らないのです。プロジェクトの流れとか特定のRFIとかRFPとかBluetoothとかその辺を薄く広く知ってるだけであなたの隣の席のおじさんに勝てます。そのためのITパスポートです。
③さらなる上位試験へのステップアップにできる。
ITパスポートより難易度の高い試験としては、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験があります。
こちらにチャレンジするステップアップの第一歩としてITパスポートを受けるのは有効です。
ITパスポートにおススメの講座
スタディング
これはスタディング一択です。なぜかと言うととにかく安い。
お祝いギフトや10パーセントoffなどもついてたりします。
スタディングの回し者じゃないよ笑。毎回お金払って受けてます!!
スタディングの良い点
・通勤時間・寝る直前の時間等隙間時間を活用して、動画を視聴・問題演習することができる。
・歩きながら聞き流しているだけでも勉強できる。
・レベルの低いところから解説してくれるため、初学者でもついていける。
・問題も充実していて、問題集の購入が不要。
・何より安い。テキストを2冊(教科書と問題集)買うのとあまり変わらない。
ちなみに僕は一回目は1.5倍速、2回目は1.75倍速、3回目は2倍速で聞いたよ。問題集とかは特に買わずにストレートで合格できました。期間は時間がしっかりとれるなら1か月、一日1時間でコツコツというタイプは2~3か月で見とくといいよ。
結論、スタディングのITパスポートは、おすすめ!
資格を取ったところで変わらないという人もよくいるけど、確かにその通りだね。
ITパスポートを受けただけで年収が200万上がったりはしないと思う。だけど一つ一つの点がやがて線としてつながるのではないだろうか。試験を受ける中でIT業界に興味を持ったり、次の試験の勉強をしてみたり、日々の仕事の理解が深まりやがて大きなステップを生むのではないだろうか。
と私は思います。そういう意味でコストも安くお勧めなのでぜひぜひ受けてみてください。
ちなみに基本情報技術者試験も受かったのでそちらも書いていきたいと思います。
基本情報技術者試験についての記事はこちらに書いております。
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