2021年11月から本格的に中小企業診断士の勉強を独学でスタートし、2022年の試験でストレート合格した青坂サカスです。独学で一発合格できた勉強法は【体験談】中小企業診断士に独学で一発合格した勉強法を完全公開!で公開しています。
この記事では、僕が試行錯誤しながら、独学で中小企業診断士に一発合格できたおすすめのテキストを紹介します。ここで紹介しているテキストを使ったことで、800時間の勉強が必要といわれる中小企業診断士1次試験を、約300時間の勉強で一発合格できました。
また、おすすめのテキストだけではなく、僕に合わなかったテキストも理由とともに紹介します。というのも、実は一発合格と言いながら、数年前には試験を受けることなく途中で挫折した意見を持っています。
「挫折せずに独学で効率よく合格したい!」という人は参考になる内容だと思うのでぜひご覧ください!
“紙派”の僕が紙のテキストで挫折した理由
僕は昔から、勉強をする際は紙のテキストじゃないと頭に入らない、いわゆる「紙派」でした。紙のテキストのほうが自由に書き込みができますし、問題を解くときも「これは本のあの辺に書いてあった話だな」と、本を思い浮かべながら正解を思い出すことがしょっちゅうでした。
ですが、中小企業診断士試験は紙のテキストではかなり苦戦しました。
「紙派」の僕が、紙のテキストを使ったのにもかかわらず、苦戦し、挫折した理由は中小企業診断士1次試験の科目数が7科目と非常に多いからだと思っています。
7科目もあるとはいえ、実は単体ではそこまで難しい科目はありません。得意や不得意があるとは思いますが、しっかりと対策して臨めばそれぞれの科目で合格点を取ることは難しくないです。
ですが、それが7科目になった途端、難易度がかなり上がります。その理由は「一度勉強した科目を忘れてしまうから」です。紙のテキストだと、1科目完成させるまでに時間がかかるため、前に勉強した科目を忘れてしまうということが起こります。そして、それを繰り返すと挫折につながります。
当時私は、TACの「スピードテキスト」と「過去問題集」という紙のテキストのみを使って、完全に独学で勉強をしていました。
勉強方法は特に工夫もなく、かなりシンプルで、
1科目目のテキストを読破→過去問演習で合格ラインをクリア→次の科目の勉強を始める
というものでした。7科目あるので、これを6回繰り返せば合格できると思っていました。
具体的には、まず「企業経営理論」のテキストを読破しました。思ったより時間がかかりましたが、それなりの達成感がありました。
そのあと、過去問演習に入ったのですが、一つ目の誤算がありました。過去問でなかなか合格点がクリアできないということです。ですが、何年分か繰り返していくうちに過去問でそこそこの点数が取れるようになったので次の科目に移ることにしました。
2科目目に「財務会計」のテキストを読み始めましたが、二つ目の誤算がありました。
時間が経つにつれて「企業経営理論」の内容をどんどん忘れていってしまっていることに気づいたのです。
2科目でも過去に勉強した科目を忘れちゃうのに、7科目覚えるなんて無理では…?
そう思うと絶望が込み上げてきて、財務会計のテキストの途中で挫折してしまいました。
紙のテキストは、それぞれの科目を深く理解することにとても役立ちますが、時間がかかりすぎてしまうという欠点があります。特に独学だとそれが顕著で、みなさんも同じような経験をしたことがあると思います。
中小企業診断士試験は7科目もあるため、一度勉強した科目を忘れないように勉強法を工夫することが合格の近道だということに気づきました。それを可能にするのが、これからおすすめするテキストです。
【体験談】おすすめのテキストは動画学習
中小企業診断士1次試験の勉強と相性がいいテキストは動画学習だと思います。
動画学習のメリットは、時間や場所を選ばずに学ぶことができ、わかりにくい部分は簡単に見直すことができることです。スマホにダウンロードしておけば、通勤時間やスキマ時間を有効活用することもできます。
中小企業診断士試験のコツは、1科目ずつ完璧に仕上げていくというよりは、全部の科目をバランスよく勉強していき、最後に過去問演習で全科目が一斉に完成するような勉強方法を選択することです。
紙のテキストをメインで使っていると、わからないところを何度も読み返して、結局全く進まなかったという経験は皆さんもしたことがあると思います。それが続くと過去の勉強内容も忘れてしまいますし、結果的に挫折に近づきます。
そうではなく、動画でスキマ時間を活用して、わからないところは聞き流しながら何周もするのが中小企業診断士試験合格のコツです。また、テキストの併用はもちろんおすすめですが、テキストを使って完璧に仕上げようとはせず、わからないところは読み飛ばすつもりで、スピード感をもって読破することがコツです。
そして、もう一つコツがあります。頻繁に復習をすることです。
中小企業診断士の独学で一番重要なのが「復習」です。7科目の「忘却との勝負」に対し、それよりも速いスピードで復習を繰り返すことが重要です。
しかし、復習も限界があります。7科目もあるので、復習ばかりしていては勉強が進まず、時間もかかってしまいます。そのため、復習法を工夫することが必要です。
そこで、頻繁な復習と相性がいいのが、やはり動画学習です。復習は音声の聞き流しレベルでも十分頭に入ってきます。通勤中、料理中、ストレッチ中など、いつでも復習が可能なのが非常に大きなメリットです。テキストと併用する場合も、復習は動画学習メインで行い、何度聞いてもわからないところだけテキストで確認するのがおすすめです。
僕が使用した動画学習は「スタディング」
僕は、スタディングという動画学習サービスを活用して合格しました。今振り返ってみるとスタディングがなければ合格できなかったとすら思っています。
スタディングを使ったことで、800時間の勉強が必要といわれる中小企業診断士1次試験を、約300時間の勉強で一発合格できたので、かなり効率よく勉強できたと思います。
実際にスタディングを使ってみると、スキマ時間の活用が大きなメリットになりました。
スタディングでは動画だけではなく、テキストも充実しているので、他のテキストを改めて買う必要はありません。さらに、過去問や問題集もオンラインで利用できるようになるため、非常に便利です。
スタディングを使った勉強方法は詳しくこちらの記事で解説しています。
上の記事で紹介している方法は、実際に僕が効率的に一発合格できた勉強方法です。この独学法は誰でも使えるので、再現性は高いと思います。
独学で中小企業診断士になるには今すぐ行動を!
中小企業診断士は国家資格で、難関といわれています。ですが、テキスト選びと勉強方法を間違えなければ1年で合格できる資格だと思います。
また、中小企業診断士に合格すれば、独立や転職、もしくは希望の部署に異動できるなど、様々な可能性があります。僕も希望した部署に異動することができ、充実した毎日を送っています。
もし本気で中小企業診断士に合格したいなら、私が実際にストレートで合格できた勉強法を紹介していますので読んでみてください。800時間かかると言われている1次試験に、300時間の勉強で合格できたかなり効率がいい方法です。今すぐ行動することが合格への第一歩です!応援しています!
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