スタディングで中小企業診断士講座を受講するデメリット5選

中小企業診断士

こんにちは。

2022年の中小企業診断士1次試験で一発全科目合格(自己採点)できた青坂サカスです。

ちなみに、全科目の自己採点結果はこんな感じでした。

  • 企業経営理論:66点
  • 財務会計  :68点
  • 経済学   :78点
  • 運営管理  :75点
  • 経営法務  :68点
  • 情報システム:64点
  • 中小企業政策:67点

私は、スタディングとLECの参考書の併用で一発合格しました。

一発合格はスタディングのおかげだと思っていますが、もちろんスタディングにもデメリットもあります。

本記事では実際に1年間スタディングを利用して感じたデメリットを5つ紹介していきます。

費用が掛かる

最も大きなデメリットが費用が掛かるということです。

おすすめしているスタンダードコース+合格模試単体でも6万円弱かかります。

ただし、過去問と問題集もついていると考えるとそこまで高い出費ではないかもしれません

実際、TACのスピードテキスト(税込2860円)と問題集(1870円)と過去問(1650円)を全7科目そろえた場合、約45000円かかることになります。

ですので、差額の15000円で合格模試が受けられ、スキマ時間で勉強しやすくなるのであればコスパは悪くないと言えます。

※僕はスタディング以外に4科目のテキストを使用しているのでもっとお金がかかっています…。

さらに、大手の予備校に通うことを考えると、年25万ほどかかることも留意しておきましょう。

講義映像が古臭すぎる

実は、僕がスタディングに感じた一番の不満が映像の古臭さです。

15年前の動画を見てるのかな?という気分になりました。下手したらもう10年くらい前の映像クオリティかもしれません。

ちなみに、こちらの画像からも古臭さは感じ取れると思います。

スタディング(https://studying.jp/)

映像が古臭いせいで、スタディングの受講を決めるのにかなり慎重になりました

僕は、弁理士試験にスタディングで合格した友人から勧められてスタディングを受講したのですが、友人の勧めがなければスルーしていたかもしれません。

それくらい、動画はイケてないです。

ちなみに、上で紹介もしていますが、スタディングは無料お試しというのができるのでおすすめです。講義動画がどんな感じかチェックできるので受講が選択肢にある人は無料でお試しするのをおすすめします。

無料お試しでも見てわかると思いますが、動画は本当に古臭いです。ですが、講義の中身はしっかりと新しい論点にも対応しており、また、聞き流しに使う場合は音声のみで使うことも多いので、実際はその古臭さはマイナスではありませんでした。

おそらく僕と同じようにこの古臭さに不安を覚えてスタディングの受講を見送る人もたくさんいると思います。それが本当にもったいないです。

集中しないと頭に入らない

また、当たり前のことかもしれませんが集中しないと頭に入ってきません

動画学習のイメージとして、ながら学習や聞き流し学習が挙げられると思いますが、音声に意識を向けていないと全く頭に入りません。

僕が実際に全く頭に入らなかったシチュエーションとしては、隣で奥さんがドラマを見ていた時やくたくたに疲れているときなどです。

隣でドラマを見られるとどうしても意識がそちらに向いてしまい、イヤホンをしていても講義が全く耳に入りませんでした。また、くたくたに疲れている状態でも勉強しようとしたのですが、知らないうちに意識が飛んでおり、全く頭に入りませんでした。

よくよく考えると当たり前のことかもしれませんが、動画学習だからと言ってすんなり頭に入ってくるわけではなく、集中力ややる気は必要になりますので注意しましょう

イヤホンが必要になる

僕はもともと音楽を聴くタイプではなかったので、スタディングの勉強のためにワイヤレスイヤホンを購入しました。

現在は奥さんがそのイヤホンを使用しているので無駄な買い物にならずに済みましたが、僕と同じようにイヤホンを持っていない人は手痛い出費になると思います。

ちなみに、僕は気合を入れてこれの白色を購入しました。使いやすいのでおすすめです。

2次試験にはほぼ使えない

最後のデメリットは2次試験にほぼ使えないことです。

中小企業診断士の2次試験は全て筆記です。そのため、1次のような自己採点が非常に難しいです。

特にスタディングに関しては解説ももちろん載っているものの、模範解答が1つだけ作られている形式なので、部分点の把握などもできません。

2次試験は過去問演習のみで勉強をしていくことになります。その中で自分の回答をざっくりとでも自己採点できなければ学習が進みません。

僕はキーワードで採点できるようなテキストを新しく購入しました。

こんな感じで、2次試験をスタディング一本で乗り切るのは至難の業です。スタディングはあくまで1次試験用と割り切るのが良いと思います。

スタディングにはメリットも多い

ここまでスタディングを実際に使用して感じたデメリットを書いてきました。

ですが、メリットはもっと沢山あります。ですので、僕はもう一度1次試験を受けなければいけなくなった場合は確実にスタディングを使います。

ちなみにスタディングのメリットはスタディングとは?中小企業診断士講座のメリットを紹介で紹介しています。

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